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最果ての地、美ヶ原高原美術館

二年前に箱根・彫刻の森美術館で仕事をした際に、いただいたカレンダー。

そこには姉妹館である長野の美ヶ原高原美術館の写真がありました。

山の上に巨大な彫刻が立っている景色は壮観で、いつか行ってみたいなという気持ちと、その地理的遠さから夢のような地だと思っていました。

東京に引っ越してから、長野・松本へのアクセスが良いことを知り、足を運んでみることにしました。

行き方を調べていると、冬季は道路が閉鎖され4月の下旬から11月の初旬までしか開館していないことを知り、雪解けを待ちました。

そして5月、台風が近づいていたこともあり雨が降る山を登りました。

辺り一面が霧に包まれる

広大な敷地を有する美術館は標高が2,000mあるため、雲の中にいるように辺り一面に霧が立ち込めていました。

晴れたり、曇ったり。
突如霧の中から現れる巨大彫刻は、畏怖の念さえ感じさせる迫力がありました。

私は普段ショート動画で美術館を紹介しているのですが、今回美ヶ原高原美術館を紹介すると、多くの方々が思い出をコメントしてくれました。

その一部をご紹介します。


・40年ぐらいたつかな~もう一度行きたい。右半身付随となり行くことはないだろうけどありがとうございます。

・昔は深夜放送観てたら、良く CM流れてたな

・小学生の時の移動教室でみにいきました。ゆっくりみて回りたかったけど小学生のグループ行動では中々そうもいかなかったんですよね。いつか絶対また行きたいと思いつつ10何年経ってしまった……

・懐かしい風景です。わたしもこちらへ初めて行かせていただきましたことを覚えてます。野外彫刻が盛んな頃にお世話になりました彫刻家とご一緒させていただきました。とても懐かしい風景です。

・懐かしい。小学校の授業で行きました。

・とても懐かしいです。彫刻を学んでいた学生の頃に行きました。パワーアップしているようでまた行けたらいいな。


こうして見ていると、多くの人が同じ美術館に行き、それぞれの思い出を持っていることが分かります。
美術館の紹介をしていて、見ている人が当時の記憶を思い出し、気持ちを共有してくれることがとても嬉しいなと感じます。

地方の美術館は学校の遠足の場所に選ばれることも多いようで、これからも日本中の美術館を訪れ、みなさんと思い出を共有できたら嬉しいなと思います。

ぜひみなさんも、行ったことがある美術館の投稿に、訪れた時の気持ちをコメントでおしえてください。


投稿も合わせてご覧ください。


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