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「賢い医師生活」で賢く生きたくなった
《슬기로운 의사생활(賢い医師生活)》の最終回を見終わり、卒業式を迎える日のようななんとも言えない「エモさ」で出演陣の最終コメントを見ている。
生きてきてこれほど平凡で、温かく、優しいドラマには出会ったことがなかった。
いや、これ全「賢医」視聴者たち同じこと思ってるはず。
「優しい」ってこんなにややこしくて、繊細で、難しいんだ、と。
そして本当の「優しさ」ってまずは相手を熟知して理解していく過程に見つかるもので、人間に対する、そして相手に対する知識を持たないといけない難しいものだ。
それを言葉で説明するのはむずかしい。
だから、このドラマであらゆる人間模様を描くことによって教えてくれたのだろう。
この世の中には主人公とエキストラがいる。
そう思っていた今までの思考をすべて覆してくれたのもこのドラマだ。
どこで、何をして、自分が何者であろうと、みな存在が平等なのだ。
「人生誰もが主人公」そんなありきたりなものでは説明しきれない。
格差や差別が蔓延するこの世の中で、こんなに存在が平等であることを証明してくれる世界があったなんて…と毎回感動させられた。
このドラマが愛される理由。
このドラマを見ることで、視聴者も自分の存在を実感できて安心して身を任せられるからではないだろうか。
私も毎週このドラマを見るたびに絶対的な安心感と生きる原動力を得てきた。
疑うことでしか自分を保てないこの世界で、信じることを諦めない人たちがいる。
信じることで成り立つ世界がある。
その世界に飛び込めるなら、裏切られようが信じることをあきらめたくない、とそう強く思うようになった。
「愛してる」
そうたくさんの人に伝えたくなる、そんなドラマだ。
出会えてよかった。
全視聴者の感想をnoteで漁ろうと思います。
何より、ドラマが終わってもこれまでのように続いていくであろう登場人物たちの未来に思いを寄せながら、私も同じ未来を歩んでいこうと思う。