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「結婚」ってなんだ

少し前まで「結婚」って不確かでものすごく遠いものだと思ってました。

それが突然そう遠くはない現実のものとして距離を縮めてきちゃって、

いや、確実にまだ不明確なものなんですが。


友だち関係で今まで未来を共に選択するなんてなかったし、恋愛だって結婚まで考えて付き合うよりはやっぱり「好きだから」、「一緒にいたいから」付き合うじゃないですか。

そんな感じで過ごしてきて、今「これからも見据える」関係というのにそわそわしている。


少し前にまた出会った人のどう考えても「その場しのぎ」ではない「これからも考えている」行動や態度をひしひしと感じちゃうと、一気になにか現実味をおびてきた。


少しだけ「結婚」というものが近づいてきて(近づいただけで全然確実でも何でもない)思うのは、誰が「結婚」をキラキラしたイベントと勘違いしてるんだということ。


え、この社会でみんな「結婚しまーす♡」みたいな感じで報告しとるけど、まったくそんなキラキラ感なくないですか?


進路を決めるとき並みに重みがあるし、何か改めて自分が人生どう生きたいのかを考えさせられて、想像よりずっとドッシリしています。

相手もすごく慎重なのが痛いほど伝わってくるし、そうなると私も慎重にならざるを得ない。逆に相手の慎重さに自分がはっとさせられたところが大きい。


そういうときってやっぱり人生の先輩たちに助けを求めたくなって書店に行ってみた。毎回悩んだときは本を読みたい派。

でも並んでるのは「幸せをつかむためのメソッド☆」てきな本ばっかりで、女性が商品化された本ばっかり。

いや、私は幸せにしてもらうための結婚なんて考えてないし結婚って相手に身を任せて投げる事じゃなくないですか?


私はもっと現実的に「結婚を考えるにあたってまず何から考えるべきか」とかそんな現実的で建設的な経験談を聞きたくて。

うんざりした、この社会の結婚観に。


私は今の仕事も得たものすべて投げ捨てて選んだ仕事で、結婚するから簡単にやめるなんて考えてもない。

そこも含めて、自分がどうしたいか、本当に悩んでいる。


そうやってしっかり向き合わせてくれる人だから私もこうやってちゃんと迷えるのも感謝だけど、「俺が幸せにするぜ」的な世の男性たちに目をハートにする女性たち、っていう風潮どうにかできませんか?