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森村泰昌の頭を覗く@アーティゾンミュージアムアム
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森村泰昌と私との出会い(笑)
東京駅から歩いて行かれるアーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)では、現在【ジャム・セッション 石橋財団コレクション×森村泰昌 M式「海の幸」ー森村泰昌 ワタシガタリの神話】が開催中です!行ってきての私の気持ちを書き連ねます。
実はこれが見たくて行ったわけではなく、普段あまり美術館に行かないというお友達と「美術館に行こう!」となり、たまたまアーティゾン美術館に行くことになったのですが、「なにやってるんだろうな〜」と前日調べたら、森村泰昌さんの企画展ということでテンションぶち上がり!
もともと、初めて品川にあった原美術館でセルフポートレート作品を見て、「おじさんが女装してる。うへ」ぐらいの温度感で見ていたのですが(失礼(笑))そこから色々な美術館で作品にお会いするタイミングがありました。先日、私は兵庫・大阪・京都の美術館とお笑いをめぐる旅に出かけ、兵庫県立美術館で再会を果たしたのでした。
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せっかく大阪に行ったけど、金土日しか開館していないモリムラ@ミュージアムにはタイミングが合わず行けず…森村さんのインタビューをナイスタイミングで見ており。このおじさま、若い。え、かっこいい…という何とも不純な理由で興味が増していたのでした。
「私は“アート“という言葉を使ったことがありません」。Tokyo Art Beatのリニューアル特別企画「Why Art?」第4回では現在、アーティゾン美術館で個展を開催中の森村泰昌さんの動画インタビューを公開中!https://t.co/8lkVV24WDr pic.twitter.com/3ZZ2NrV4iW
— Tokyo Art Beat (@TokyoArtBeat_JP) December 4, 2021
そんな折、東京で森村泰昌作品を見れる?!と前日からわくわくしていました。普段は遅刻ばっかりしている私が待ち合わせ時間より前に到着。
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ジャム・セッション 石橋財団コレクション×森村泰昌 M式「海の幸」ー森村泰昌 ワタシガタリの神話について
展覧会は5つのセクションに分かれています。「海の幸」は明治時代の作家青木繁のアーティゾン美術館所蔵の作品ですが、現代において森村泰昌が解釈したプロセスを見れる展覧会です。YouTubeでめちゃめちゃめちゃめちゃ詳しく森村さん自身が解説してくれています。
ジャム・セッション 石橋財団コレクション×森村泰昌 M式「海の幸」ー森村泰昌 ワタシガタリの神話の魅力
ここからはあくまでも私が個人的に感じた魅力をまとめます。美術を勉強していないので詳しいことは知りません。
【この企画展のおすすめポイント①】
鬼才の頭の中をちょっと覗ける
ジオラマの作成、作品の着色の過程などなど、どう解釈して、どう作成をしていったか…という流れ、作業や、大げさかもしれませんが私は森村泰昌の頭の中を覗けるような場所だと思いました。
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作品を作る過程がお料理でいうまかない料理がものすごく美味しいということもありますよね?作品を作るプロセスというのは本来お皿には盛り合わせないけど…お料理のコースメニューの中に私なんかは美味しいと思う作品のプロセス、普通は見せないところなんかを組み込んで見せる、展覧会のコースにしたいと考えたんですね。
【この企画展のおすすめポイント②】
実際に作品を作った過程を辿れる
ジオラマ→色チェック→作品を撮っている様子など動画まであって、どのように作品と向き合っているか様子を知ることができます。
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最後に、ジオラマや小さな写真で見てきたものが、どーーーんっと作品としての形になっている。圧巻。
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この企画展のおすすめポイント③
作品で使用した衣装を実際に見れる
ドレスもコスチュームもオリジナルで作成?!すごい。そしてちょっと衣装かわいい(笑)ちょっと着たい。
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作品がまるっとお土産で買えます!
ペンケースやロールメモなど作品が買えます。紫色のTシャツは完売とのことでした。すぎょい。私は思い出にポストカードをお持ち帰りしました!
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最後に、まとめ。
長々と書きましたが、「何やってんだ!このおじさん。」→「変態じゃない?」→「あっぱれすごい」と、森村泰昌が向き合う作品への敬意と、セルフポートレートを作ることへの情熱を知ることで、単純にすごい芸術家だと感じました。なかなか、芸術家の頭の中?とは大げさですが、捉え方、作り方を見れる機会ってないと思うので、本当に本当に個人的には興奮する展覧会でした。とても満足しています。お友達がチケットをまとめて買ってくれてお金を返していないことにお家に帰ってから気づいたのですが、2倍くらいお礼も含めて払っていい。そう思える展覧会でした。おおきに(言いたくなった)
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