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いつもの道でタクシーにボッタクられた、あぁ悲しきかな師走

ボッタクリといっても800円程度だ。

毎日行き来する馴染みの通りのはずが
平然と遠回りされたことが悔しくて悔しくて...
(ゴールデンボンバーの女々しくてのサビが脳内でリピートする)

私は移動の時間をお金で買うために
渋谷駅から近いところに住んでいる。
家賃と距離と家の広さの比較でいうと
真っ先に距離=時間を選ぶ女なのである。

距離は近いけれど更に移動の時間をお金で買い
仕事するためにタクシーを利用する事もある。

疲れてタクシーを利用する事もある。

そう、本日も軽ノリでタクシーに乗り込んだ。

目的地とルートを伝えると運転手さんはオウム返しをした。
そこで完全に安心しきってしまった。
スマホを見てから顔を上げる。
「むむ!ここはどこ?」と気が付いたのだ。
その後、運転手さんにナビを入力してもらい無事スムーズに帰宅したのである。
(YAZAWAのようなロックな並びでZakennaと頭に浮かぶ)

さて、私は上京して10年。
久しぶりに味わう感覚であった。

悔しくて悔しくて...というよりもエープリルフールのように年1で暴言デーという日があれば間違いなく気持ち良く暴言を吐いている。

いやむしろ1時間ほど経過した今、
自分が調子に乗っていたのかもしれない。
とさえ思うようになってきた。
完全なる自責屋(=すぐ自責する輩)の特徴だ。

当たり前に運んでもらえると思っていた。
プロとして最短ルートで運びましょうよ、とさえ期待していた。相手に求めすぎていたんだ。

本来、目的地とルートだけではスムーズに
辿り着けないことがあるかもしれない。
本当は知らないのにオウム返ししたかもしれないんだ。

“本当に?”道順をご存知なのか確認をする。
その慎重さが足りなかった。慣れていたんだ。
(失礼ですが、我々互いにお初ですから、それなりに疑って見さしてもらいますわよ、と。)

そしてもしも不安を感じる返答だったら
その“違和感”を敏感にキャッチして、
すぐに具体的かつ明確な指示を出す。

「そこを右折、次を左折」と寄り添う姿勢。
そうそう、誰とでもどんな場面でも真摯に向き合う精神に欠けていたのだ。
ここも当たり前からくる、人に対する慣れだ。

あぁ恐ろしきかな、東京に染まる慣れの果て
あぁ悲しきかな、師走のタクシー


ここはいったん学びを通してこの思いを成仏させるしかないのかな。(だって大人だもの!怒)

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