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膠水は凍らせてもOK

問題なく使えました。そのまま絵皿ごと入れてもOK

 スクーリングをしているときに他受講生に教わり、試したら、ちゃんと膠水が和紙に定着したので、膠を炊いたら冷まして小分けにして冷凍庫に保管しました。

 最初は膠を炊いたあとは冷蔵庫に保管していたのですが、3日くらいでダメになるのでどうにかできないかなーと考えていたときです。5%濃度でつくっていました。このころは小さいサイズしか描かなかったので。

 そのあと10%濃度で膠を炊いて、保管するようにしました。必要な分だけ常温、冷蔵庫、冷凍庫に仕分けしていました。

 スクーリングではほぼ大学で注文できるタイプを使う方が多かったです。わたしは卒業後のことを考えていつも膠から炊いていました。防腐剤なし。

 ほかにも「家では余った絵皿ごと専用の冷凍庫で保管している」話を聞いて、なんて賢いのだろうと思いました。そうすると絵皿の枚数もそろえたほうがいい感じです。ご参考まで。

 絵皿と言えば、仕上げなどに梅皿をかなり使うので、本当に梅皿という器を考えた人えらいな~と感動しました。

 大昔と違って今は冷蔵庫があるので、膠の保存が楽でよいです。あと最初は5%濃度で保存していたのですが、10%濃度くらいで作るほうが、冷蔵庫保存するにしても長持ちします。ほぼ倍。使う膠を変えたからかも知れませんが、とにかく便利です。

 ちなみに入学当初は描き方が分からず、絵皿に一回ずつ水干を溶いては塗り、また絵皿に絵具を作っては塗り……というレベルから卒業するころには梅皿3枚くらい同時に岩絵具を扱えるようになったので、素人のみなさんもできますよ。

だから日本画やろう?


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