ADDressな人 Hさんの予測は困難
ADDressについて
ADDressというサービスをご存知ですか？
多拠点生活のプラットフォームを提供するサービスの会社なのですが、説明すればするほど、
はぁ〜？・・・となります。
生活スタイルとか世界観とかを感じるサービスの様なので、それを利用している人達を紹介する事で、どんなサービスなのか感じてみてもらおうと思います。
ちなみに、私は、そのADDressの静岡にある家の管理人(ADDressでは家守と言います)をしています。
家守から見た感想を、勝手に投稿していますので、一方的な内容になっておりますがお許しください。
（以前のnote）ADDressな人 Nさんの記事はこちら💁
ADDressな人 Hさん
Hさん、はじめまして
2022年6月某日
『ニートしてまーす』
と明るく話す人懐っこい子。
私や、他の会員さんから
『おめでとうございます』
『良かったじゃん』
というわけの分からない応答がADDressらしく返ってくる。
彼女は一体何者か？と、いつもながらドキドキワクワクしながら挨拶を交わした事が最初の出会い。
私の年代からすると、不思議ちゃんマークがいっぱいの会員さんとの会話も慣れて来ましたが、その中でも落ち着いた不思議ちゃんマークの人が、このHさんでした。
いつもニコニコして真っ直ぐな考え方をして、でも何処となく足が地についていないような危なっかしさを感じる。
けれど、芯がしっかりしている子・・・だろうと思いました。
さて、そんなHさん。
旅が好き。
元看護師。
物おじしない。
そんな感じの可愛い女性です♪
色紙を書く
さて、ADDressのこの家は、立ち寄った会員さんが、何かしたい事があると「色紙」に色んな夢を書いていく人が時々いる事から、白紙の色紙が何気なく置いてあります。
やりたい事とか中々見つからない人もいますし、何か書かないといけない訳でもありません。
そこでHさんからの一言！
「私、何をしたら良いですか？」
(面白い子が来た〜)
実は何をしたいかわからないっていう人、意外と多いんでしょうね。
と言うより、巷ではこの様な人の方が多いのではないでしょうか。
それを見つめる事が旅だったり、色々な人との会話であったり、学習であったり、人の仕草を見たり、一緒に遊んだり騒いだり、そういった一連の時の流れの中で、ふと自分の存在に気付かされる。
自分は何をしたいのか？
過去の自分でもなく、未来の自分でもなく、今この時にいる自分自身に問いかける。
自分は何をしたいのか？
今じゃなきゃ出来ないことをやろう❗️
そんな一面を強く持った人がこのHさんでした。
色紙に描かれた想い
最初色紙に何を書こうか、何をしたいのか模索していた様で、他の家にも行って気持ちが固まったのでしょう。
1週間後位に再び来てくれた時には、今じゃなきゃ出来ない事がハッキリして色紙が完成しました。
『看護師』『旅』『イラスト』
最初はその事を書いていましたが、そこで筆が止まってしまいました。
おそらくこの3つは、好きな事で、出来ること、やっていて時間を忘れ好きでいられる事だと思います。
そこでこのHさんは考えてしまった様です。
自身の人生でやりたい事をして楽しく暮らす事が、本当にやりたい事なのだろうか？
ただ・・・
やりたい事に対して、自分に納得の行く目標を持って行動する事になりました。
『プロの旅人』
このフレーズと、生きる楽しさを語る事と、47都道府県を制覇するという目標が定まりました。
目標や夢が具体的になる事により、Hさんの行動にはスピードと意欲が加わりました。
なんと、途中一人でインド旅行も加わり、富士登山も海抜０mから富士山山頂登山も挑戦して、更に生きる楽しさを語るという事で、自己肯定感が更に高まった事でしょう。
その後４７都道府県制覇した事で、目標達成の喜びと、その間に書きためたイラストにも、生き生きとした感じと、生きている実感を感じる優しいイラストをしたため、先日書籍にして出版するに至りました。
おかげさまで旅暮らし: ふらり、旅の絵日記 身軽に旅しよう
決して自慢するタイプでは無いのですが、行動内容やイラストから溢れる想いには、力強い生命力を感じます。
発信力も研ぎ澄まされてきました。
Hさんこんな記事書いてます♪
さて目標を達成した今！
ADDressで出会った人達は、尖った人でもなければ、社会に馴染めない人でもなければ、ごく普通の人です。（ただ、この生活をしようという段階で、大多数の一般的に暮らす人とは違っているとは思いますが）
持ち物が必要最小限のもので日々過ごしていることから、皆さん身軽で、所有することに対しては価値を見出すことが少なく、それよりも体験や他の人との出会いや、訪れた土地の空気感や食材や住人とのふれあいが、素でいられる自分を発見したり、何かやりたいと思う事や、なりたい自分を実現していく。
そんな場所で同じような思いを持った人と出会う。
Hさんがこの先何をしていくのか、誰にも分らないでしょう。
ですが、ADDressでの生活は、やりたい事が次々と出来ていく事の体験と、個性豊かな人達との出会いが、自分に不足していることを、優しく教えあう世界観で成り立っているような感覚が漂っています。
次の夢を見た時、その夢は必ず叶う。
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