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野球のスコアをつけてみよう

スコアってどんなもの?

私は、趣味でスコアをつけながら野球観戦をしている。同じようにスコアをつけている方は、球場でちょこちょこ見かける。
高校野球などでは、そのチームの記録員がベンチに入っておりスコアをつけている。
球場の記者席では、記者がスコアをつけている。
スコアとは、野球のプレイ一球一球の結果を記録したものである。

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このシートから選手の成績を集計できる。また、試合の経過などもこのスコアシートを見ればわかるようになっている。

スコアシートの楽しみ方

スコアをつける楽しみは何か。スコアシートに記録を書き込み、だんだんと埋まっていくのが楽しい。また記入途中でも、打者の前回の打撃結果をみて次の打撃を予想するのもおもしろい。

だが、スコアシートの最も楽しいときは、以前に書いたものを見るときである。スコアを見ながら当時の試合の展開を頭の中で再現することができる。そして観戦当時のことを思い出すこともある。

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写真は、私が記録したスコアで最も古いもの。1990年のオールスターをTV観戦しながらつけたものである。90年といえば野茂英雄がデビューした年で、オールスターに選ばれ、第2戦の平和台球場での試合に先発登板を果たした。
スコアシートに書かれている名前を見ると、監督経験者が多く並んでいる。
ロッテオリオンズの西村徳文。西武ライオンズからは秋山幸二、伊東勤、辻発彦、石毛宏典。当時はオリックス・ブレーブスの中嶋聡に近鉄バファローズの大石第二朗(大二郎)。

続いては、現在プロ野球で活躍している選手の、高校時代のスコアシートである。2016年の夏の高校野球、第98回全国高校野球選手権大会、作新学院vs木更津総合の試合のスコアシート。

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作新学院の9番ピッチャー今井達也は、西武ライオンズで先発ローテーションとして活躍している。3番ファーストで出場した入江大生。明大を経てDeNAベイスターズで投手として入団。今後の活躍が期待される。

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木更津総合では8番ピッチャーで早川隆久がいる。早大を経て楽天イーグルスに入団、新人ながら先発ローテーションで活躍している。

このように、高校野球で観戦した選手がプロで活躍するのを見ると、嬉しく思う。

スコアは難しいけれども、簡単なところからはじめよう

スコアの付け方を覚えるのには、スコアの付け方の本を買ってきてもいいし、ウェブサイトを見て覚えるのもよい。おすすめのサイトは、ベースボールモンスターで、早稲田式のスコアの付け方を解説している。

スコアをつけるのは確かに難しい。いきなり全部を覚えるのは大変だ。
まずは簡単なところからはじめて慣れるというのがいいかもしれない。

まず、スコアシートを用意して打順表の名前を記入する。そして打撃成績のみ記入する。投球内容や走者の動きは記入しない。そこから初めてはどうだろうか。

おすすめの野球はプロ野球。適当な間があり、一球速報のようなサイトで答え合わせができる。
高校野球はおすすめできない。かなりのハイペースになるので慣れないと追いつけなくなる。また、予想外なプレイがでたりすることがあるので、対応できなくなる可能性がある。

まずは、気軽に始めてみるのがよい。3イニングだけでも、好きなチームだけでも記録してみることからはじめてみてはどうだろうか。

今後、スコアについての記事を書いていこうと思うので、参考になれば幸いである。




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