会いやすい人に会いに行っていませんか?同年代が集まる経営者交流会で満足しない
こんにちは。元銀行員 勤続10年、法人融資営業をしていた谷本と申します。
現在は独立して、主に中小企業の財務担当者のアウトソーシング事業を行っています。
タイトルの通り、今回は経営者交流会など人が集まる場所への参加についてお話ししたいと思います。
融資にお悩みの方は、弊社にご相談ください。
(※氏名・社名・業種・Facebook URL・メールアドレスなどを添えてお問い合わせください)
経営者交流会への参加について
私自身、お客様の中には経営者交流会を主催していたり、参加したりしている方がたくさんいます。「谷本さんも一度来てみませんか?」とお誘いを受けることもあります。
私は基本的に断らない性格なので、1度は予定が合えば必ず行きます。
交流会のコンセプト
私の中では、以下のようなコンセプトの交流会が世の中にある印象です。
同業種の集まる交流会
主催する人たちが人脈で集める交流会
同年代が集まる交流会(若手交流会)
しっかりと集客をして大規模な交流会
一口に交流会といっても、いろいろな種類があると思います。
皆さんが参加しているのは、どんな交流会でしょうか?
交流会に参加する目的
皆さんは、どんな目的で交流会に参加していますか?
同業者との情報交換
飲みの場
経営者仲間集め
仕事を取りに行く
こんなところでしょうか。
皆さん、それぞれ目的があって参加しているのであれば、良いと思いますが、考えてほしいことがいくつかあります。
ここからお話しする内容が、皆さんの心に届いたら良いなと思います。
交流会参加は本当に有意義な時間ですか?
交流会に参加する際、目的を持って参加する方は多いはずです。
しかし、参加することで本当に目的は達成できるのでしょうか?
目的は達成できていますか?
「同業者の仲間を作りたい」
「純粋に経営者の横のつながりを作りたい」
「仕事がほしい」
交流会に参加する目的はさまざまですが、参加したことで今まで達成できた目的はありますか?
そもそも、交流会の目的がふわっとしている場合、皆さんの期待に応えられるような人たちが来ていない場合があります。
「お金を払えばだれでも参加できる」
そんな交流会に、お金を払ってでも仕事が欲しいと考えている人たちが集まったとしたら、その中に余るほど仕事を持っている人がいるでしょうか?
少なくとも、私は今まで会ったことがありません。
交流会は玉石混交
先ほどお話ししたような交流会では、玉石混交であることが多いです。
つまり、あなたの目的を果たせるような経営者ばかりだとは限りません。
皆さんの前にいる雄弁に話す経営者は、実は火の車かもしれません。
その場の雰囲気で、すべてを信頼してしまうのは危険ではないですか?
本当にできる経営者がいる場所
儲かっている経営者は、交流会に出ているでしょうか。
一体、どこにいると思いますか?
ゴルフなどを除いたら、日中は基本的に会社にいるはずです。
夜はプライベートを楽しんでいるか、お客様と会食をしています。
儲かっている経営者が交流会に来ているイメージは、あまりないのではと思います。
仕事が欲しいときにやるべきは「営業」
儲かっている経営者に会うためには日中の営業活動を行うほか、お客様との会食やコミュニケーションなどにより、紹介してもらう必要があります。
紹介してもらうためにはコミュニケーションが大切
交流会で出会った人に、誰が大事な経営者仲間を紹介するでしょうか。
その場で仲良くなっただけの相手に大事な仲間を紹介するのは、リスクが高いと思いませんか?
私だったら、何度も直接お会いしてコミュニケーションを取ってからでないと信用はできません。
誰かに紹介するとしても、大事な友人や経営者を簡単にはお繋ぎすることはできません。
その相手とはどれくらいのお付き合いですか?
20~30代の経営者に多いのですが、先日知り合ったばかりの人をご紹介頂くことがあります。
「どのくらいのお付き合いなんですか?」と聞くと「先日会って意気投合して」と話されるんです。
意気投合するのはわかりますが、本当に優秀で安全な人物なのかは見極められていない状態ですよね。
少しお付き合いを重ねてから、紹介することをお勧めします。
もしかしたら、あなたの信頼を損なう可能性もあるのです。
交流会に参加するなら目的を持とう
本当に会いたい経営者は、そこにはいない可能性が高いです。
とはいえ、目的を持って交流会に参加することで、大事な経営者自身の時間を守ることに繋がります。
私は、経営者の時給は最低でも3万円以上だと思っています。
3万円×一日8時間×20日=480万円
480万円×12か月=5,760万円
最低でも儲かっている経営者の年収になります。
ご参考になると幸いです。
融資や資金調達のお悩みは、いつでも気軽にご相談ください。
相談に関する質問については、以下の記事でお答えしています。
お問い合わせは、DMもしくは問い合わせフォームからお願い致します。
※氏名・社名・業種・Facebook URL・メールアドレスなどを添えてお問い合わせください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?