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融資メニューって10や20じゃない!銀行員も実は勉強不足。任せて大丈夫?!

こんにちは。元銀行員 勤続10年、法人融資営業をしていた谷本と申します。

銀行での資金調達と一口に言っても、借入形式は様々です。
大きく分ければ、1年以下の短期借入、1年以上の長期借入。
短期借入の中でも、紐付きで行う手形貸付や、1年後一括返済の証書貸付、今は少なくなっていますが、手形割引など、用途に応じて形式は異なってきます。
プロパー融資や、保証協会付き融資など、保証の面でもそれぞれ条件が異なるほか・・
プロパー融資では、銀行ごとに特徴のあるパッケージが用意されていたり、保証協会付きでも都道府県、市区町村、保証協会独自の制度など、数え切れないほどの融資制度が存在します。

今回は、資金調達に際しての融資制度の選択の重要性についてお話ししたいと思います。


資金調達を考えている経営者の皆さまにとって気になるのは、
借入金額、期間、金利あたりでしょうか。

これらの希望条件を満たすためには、適切な融資制度の利用が肝要です。
しかしながら、経営者自身で制度を決めることは難しいです。
なぜなら、上述のとおり、この融資制度というのは種類が非常に多く、10や20といった程度ではないからです。

私が銀行員との交渉に際しては、具体的な融資制度についても依頼をするようにしています。

さまざまな融資制度があるということは、それだけ資金ニーズに沿った制度を用意しているといえます。
銀行の融資審査は資金使途に重きが置かれるので、御社の資金ニーズに適した融資制度があるはずです。

例えば・・
コロナ禍で多かったコロナ融資(いわゆるゼロゼロ融資)の資金使途は、赤字補填資金です。このため、コロナ融資制度を利用するためには、売上の減少エビデンスを用意する必要がありました。
一般的には、資金使途といえば仕入資金や増加運転資金などが挙げられますが、コロナ禍の売上減少の状況下で銀行が融資をできたのは、資金使途と融資制度の利用目的が合致していたからです。(もちろん、保証協会付きや国の施策によるものもあります)

希望の融資条件に近づけるためには、融資制度の選定は非常に重要です。

銀行員が企業の資金ニーズと融資制度を照らし合わせて、適切な選定を行うはずなのですが、本当にこの選定を銀行員に丸投げしてよいのでしょうか。
私は、少し危険だと考えています。

融資制度について、しっかり覚えていない銀行員が少なくないからです。

この資金の利用目的は何なのか?
その使途をある程度指定できれば、銀行も保証付きの融資だったとしたら、保証協会も審査がしやすいです。

担当の銀行員に対してそこまで依頼をすることができたら・・
今よりもっと将来の調達について明るくなるかもしれません。

是非ご相談下さい。


主に銀行融資関係(資金調達)のコンサルを行っています。

資金調達が出来た際の成功報酬は基本的に頂いておりません
理由としては・・・
・1度融資を利用する企業は、その後、2回目、3回目と利用があります。
・長いお付き合いをすることで、お互いの信頼関係を築くと共に、今後の資金繰りについて責任を果たすためです。
ですので、契約先とは最低でも毎月1回は定例でコミュニケーションを取らせて頂き、その都度、資金調達のタイミングや事業方針などについても議論をしております。

社長の望む調達金額を受けられる決算書の作成を得意とします。

銀行融資にはいくつかポイントがあります。
粉飾などによらず、目指す決算書にたどり着くよう、決算月の約半年前からすり合わせを行います。
このすり合わせとは、紙面による数字との睨み合いに留まりません。企業における営業活動など、包括的に関わっております。
これは、税理士や一般的なコンサルタントでは分からない分野です。

お客様によりますが、御社での私の名刺を作ってもらい、銀行対応全般をお任せ頂いております。
銀行対応において、代表者や責任者の方にご同席頂くのは、基本的に初面談時と契約時のみです。
融資実行までの中間の交渉は、全て私がお引き受けします。
(金融機関や個別対応でお受けできない場合もあります。)
CFO的な立ち位置で長きに渡りお役に立てればと思います。
創業融資のお問い合わせも多く頂いております。(R3年実績30社程度)

創業計画書の書き方にお悩みではないでしょうか?
大口の資金調達のコーディネートも行います。
これから事業が大きく成長する中で、どのように銀行と付き合おっていくべきかお悩みではないでしょうか?
収益物件購入、不動産業者、保険営業マンからのご相談もあります。

ご自身では分からない銀行のこと、たくさんあります。
銀行内には独自のルールや文化が満ちあふれています。

現在、お付き合いを頂いている企業は東京が主ですが、リモート対応も可能です。場合によっては出張も致します。

事業を頑張る経営者の皆さまのお役に立てる記事をこれから書いていきたいと思っております。
初回30分無料相談もお受けしています。

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