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「運命線」は語る:手相の見方

手のひらはその人の「地図」のようなものです。
手相を観る場合、その人の「気」がどのように流れているのかを「線」が表していると考えます。
その中で占う時に重要な鍵を握っているのが「運命線」です。
運命線は、手首側から中指に向かって流れる全ての線のこと。
自分の気を外に向かってどのように放っているのかを観ることができます。
気を放つと、一緒に体も動きます。
つまり、どのように行動しているのかを解釈できるというわけです。

真っ直ぐに伸びる線を持っている人は、周囲の影響を跳ね除けてでも自分のペースで進むタイプ。
もしも、真っ直ぐな線が手首の付け根から中指まで、長くしっかり伸びているなら、「誰の言う事も聞かず、どんな試練にも屈せずに、ひたすら自分の道を自分で切り開いていく」と観ます。
線は長くなるほどに、「時間経過」が長いと観るのでそのように解釈します。
反対に、短い線が複数あれば、「瞬発力でその場に応じて、いろいろな方法で進む」と言えます。

また、線の起点がどこからなのかを観るのも大事。
親指側は「ご先祖様エリア」。実家や家族同等な等しい人なども含まれます。
なので、親指側から中指に向かって運命線が伸びている場合は、「実家の家業を継ぐ」「実家の援助を受ける」「実家や家族同等の人のために、頑張っていく」
自分の力で引っ張っていくタイプです。
反対に小指側は「不特定多数の人たちエリア」。到達地点を特定できない「可能性」のような感じです。
なので、小指側から中指に向かって運命線が伸びている場合は、「時代の波に乗る、流行に敏感」「たくさんの人の応援をもらえる(俗に言うインフルエンサーみたいな感じ)」
時代や人から持ち上げられるタイプです。

では・・・・
運命線がないとダメなのか・・・・
いえいえ、そうでもないんですよ。
自分の意思だけで行動を決められない立場の人は、運命線が薄くなったり消えてしまったりします。
例えば、子育てで大忙しの親御さんは、運命線が消えたり薄くなる傾向があります。
小さい子供は親の都合なんかお構いなし、泣いたり怒ったり騒いだり遊んだり走り回ったり。それから、大事な予定がある時に限って熱を出してみたり・・・・。
親御さんは子供の状況に応じて、「今できること」と「今できないこと」が決められてしまうから。

でも、いずれ子供は大きくなる。
なので、子供の成長に応じて、運命線が出てきます。

子供は10歳までは周囲の運をもらい、10歳過ぎる頃から自分の運を使いはじめ、13歳から本格的に自分の運を使っていきます。
なので10歳から13歳までは、いわゆる「運脱皮」の時期。
それは「親離れ子離れ」の時期でもあります。
だから、13歳以降のお子様をお持ちの親御さんの手のひらには、やはり運命線が欲しいかなと思います。

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