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現代人が日常生活で実際に魔法を使う方法

こんにちは
ねずみオヤジです。

今日は,ファンタジーっぽいリアルな話をします。


現代人でも魔法が使える…という話です。


使える…というか,
使える魔法が存在するだけで,
実際に使いこなせるかどうかは
また別ですが。


いくつになっても,
ゲームが好きな方。


画面の中だけでなく
リアルでも魔法を使ってみたい方。
以下お付き合いください。


言うまでもなく,
手から火球だの電撃だのと
そんな話ではありません。


エクスペクト・パト□ーナム!!
と叫んだり,
リーテ・ラトバリタ・ウルス・アリアロス・バル・ネトリール
などと詠唱したりもしません。

※エクスペクト・パト□ーナム…ハリー・ポッターで登場する有名な魔法


現代人がこの世の中を生きていく上で
使いこなせるようになったら生きやすくなる
目には見えない力の話です。


現代人の使える魔法の正体



繰り返します。
電撃を飛ばすだの,
相手を物理的に凍りつかせるとか燃やすとか。
そんなマネはできません。


…そもそもやっていいかどうか
という問題は脇におくとして。


実際にやるのに,
それを魔法で実行したとしたら,
あまりにもコスパが悪すぎる。


現代においては,
科学の力を活用したほうが,
遥かに効率的です。


科学では及ばない世界で
相手を攻撃し,
自分の身を守るほうが,
遥かに効果的な活用法ですね。


では魔法の正体は何か。


自分の意図を,
顕現化することです。


不愉快な相手に対して
「くたばれ!!」
…と意図を送り続けた結果,
相手が本当にくたばるかどうか。
というのがわかりやすい例でしょうか。


では,なぜ
(魔法が存在し,使えるという前提に立った場合)
魔法を行使する人が少ないのでしょうか。
理由は3つあります。


人を呪わば穴二つ


ゲーム的に例えると
わかりやすいでしょう。


消費魔力が60の魔法を行使するのに,
現代人の保有魔力上限が1とか2とか。


…だから,
実際に魔法は存在し,
行使しようと思えばできるのに,
現実には魔法が発動しないのです。


これを裏返すとわかりやすい。


集団魔法です。
例えば60人が,心を一つにして,
何かを真摯に願い,意図を揃えたら…
一人あたりの消費魔力が1でも,全員で60人いたら,
魔法が発動します。


極限状態で,
限界を大きく上回るようなパフォーマンスを発揮する例は
スポーツの世界をはじめ,たまに見かけますが。


きっと,多くの人たちの思いが重なって
バフ(支援魔法)が発動したのでしょう。


2つ目の理由としては,
習熟していないから。


消費魔力60の魔法を,
練習して熟練度を上げて…
なんて真似はできません。


習熟していけば,
消費魔力も下がって,
発動できるようになるのでしょうけど。



そして理由3つ目。
人を呪わば穴二つ。


上述の習熟していない問題とセットで
考えてみましょう。


相手に殺意を込めて,
意図を飛ばす場合。


仮に100の意図を込めたとして…


習熟していなければ,
実際に相手に向かって届くのが
2くらいだった場合。


100のうち2の殺意が相手に向かったなら,
残り98はどうなるのでしょうか。
自分の中に留まります。


攻撃魔法の98%が,
自分に跳ね返ってくるようなもの。
非常に危険ですね。


多くの日本人は,
この目に見えない世界の作用を
無意識下にわかっているから…



「人を呪わば穴二つ」
なんてことわざで
警告を発しているのでしょう。


対象に自分の意図をぶつけることを
日頃から訓練していなければ
本当に危険です。


私の場合は,
まったく別の目的で
まったく違う訓練をしたところ,
応用が効くことがわかったので…
こっそり使っています。


現代人向けの魔法の使い方



…とはいえ,
死なばもろとも…とばかりに,
攻撃的な意図をぶつけてくる人,
たまにいますよね。


やたらあとを引くような,
心をえぐられる感じ,
体験したことないでしょうか。


言葉やふるまいの奥に…
研ぎ澄まされた攻撃的な意図が潜んでおり…
そこに気づかないと,被弾するのです。


ころんだりぶつけたりしたら痛いのは
わかりますが。


この手の攻撃魔法は
目に見えないので,原因もわからないまま,
いつまでも後を引くから困ったものです。


まあ,そういう人は,
跳ね返ってきた自分の魔法で,
自分の心身…として人生までもが
ボロボロになっていたりしますが。

その人がどうなるか…よりも,
自分はどうすればいいのでしょうか。


おすすめするのが,
防御魔法,結界魔法みたいなものでしょうか。


相手からの攻撃に対して,
結界を展開する…という意図を
自分に張り巡らせるのです。


攻撃魔法と違い,
身を守る魔法は,
ある程度習熟しているので,
消費魔力も低コスト。


わかりやすく言うなら…
相手から罵倒される…と
想定される場面で,
心の準備をして
腹に力を入れて臨む。


それだけで,
被ダメージ量が驚くほど下がります。


これをわかりやすく,
想像と空想,妄想などで,
目の前に結界を展開する…
みたいなイメージをすれば
かなり身を守りやすくなります。

こんな感じに目の前に結界を展開するのをイメージしてみてください


相手の悪意を探知して,
即座に結界を張れるうになれば,
かなり生きやすくなります。
被ダメージが激減しますので。


世の中,メンタル強いな!
…と思う人,あなたの周りに
いるのではないでしょうか。

もしかしたら,
防御魔法の達人かもしれませんね。


問題は……この相手の悪意を
探知するのが本当に難しい。


狡猾な人間は,
前触れ無く,攻撃魔法を叩き込んできますからね…


そうそう,
あなたの脳裏に浮かんだ…
そいつとか,あいつです。

次に会う時は,
しっかり防御魔法を展開しておきましょう。



集団攻撃魔法の発動に成功した話



半年くらい前でしょうか。
私が勤務中のこと。


同じ職場の人…仮にAとします。


Aが右に置くべき物を
左に置きました。



私はそれを処理する担当なので,

Aに,


「それは右ではなく左にお願いします」


と言ったら…
いきなりブチ切れて,

「お前はコレまでの人生で一度も間違いをしたことないのかよ」

と大声でわめきだしました。

…あ,やられた
慌てて防御を展開。


…したものの,
初弾を被弾したので,
うまくいかないですね。


スルーしても,
執拗に,


大声で

「なんだよ,聞いてるんだろうがお前はミスをしたこと無いのか?
え?え?」


まるで…田舎町で粋がっているチンピラ
…に例えたら,さすがにチンピラに失礼ですね。


あまりにしつこいので,

「間違えたら謝れば良いんですよ」

と答えたところ,

「これ,曲がってる。ほら謝れよオラオラオラ」


…と始まったので,
とりあえずマネージャーに報告。

マネージャーは,



…と穏便に済ませようとしました。

「悪気があったわけではないから
どちらが悪いということでもないということで」

謝罪の強要って刑法犯ですよね。
(このマネージャーは,即刻「敵認定」)


まあ,
私も木っ端派遣社員。

チンピラとマネージャー
いっぺんに敵対するのは分が悪すぎますね。

やむを得ずその場は身を引き…


以来…
Aと顔を合わせる度に,
無言で

「くたばれ!」

…と,攻撃意図を
叩き込んできました。


それから約半年。


年が明けて…少ししてから
職場内でAの姿を
全く見なくなりました。


武漢コロナにでもかかったかな…
と,噂になりましたが。


でも2週間を過ぎても…
毎回,印刷された出勤簿に
Aの脇には「欠勤」と印刷された文字が。


そして…
今月に入ってから…


「よそで不祥事を起こして退職したらしい」

…という噂が。


まあ,あんな人格だったら
どこでもトラブルは起こすでしょう。


それは脇において…
半年,ひたすら攻撃魔法を
叩き込み続けた成果が実りまし…



いや,こんな早くは
発動しないはず。


自分へ跳ね返って来ないように,
出力を抑えたから…
効果が出るまで,
もっと時間がかかるはず。


なんで…??


少し考えましたが。
おそらく,
集団魔法が発動したのでしょう。

私には,非常に当たりが厳しいAでしたが
一部の新人には面倒みがよく…


休憩室などでも
何人かの人たちと集まって
大きな声で話をしている様子は
よく見かけていたのですが。


私だけでなく,
職場内で多くの人が

Aくたばれ…

…って思っていたということに
他なりません。

実はめちゃくちゃ嫌われていたんですね。
納得です。


以上,
現代における魔法の行使に関する話でした。


今のところ,
魔法が法規制されてはいませんが,
魔法の行使は自己責任でお願いします。

(誰かを呪殺しても立件できません。
これ,平成19年の某法務系国家試験で出題されました)



この手の話,まだネタはあるので
興味がある方は,ぜひ「スキ!」や
コメントをお待ちしております。

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