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寒暖差が7℃以上で自律神経が過剰に働き疲労しやすくなるってよ!

情報番組を見ていて気になったのがこちら
「寒暖差が7℃以上で自律神経が過剰に働き疲労しやすくなる」
確かに、1日の寒暖差や日替わりの寒暖差が
私達のカラダにストレス(負荷)を与えることは
知っていましたが・・

なぜ、寒暖差7℃なのか気になりませんか?

寒暖差7℃は要注意!人間の体温調節機能からくる理由

人間の体温は一定の範囲内で調整されています。
”恒常性”って機能が働いています。

体温が上昇すると、
自律神経が働いて汗をかいたり、血管を拡張して熱を放散し
体温を下げようとします。逆に、
体温が下がると、
自律神経は血管を収縮させたり筋肉を震わせることで
体温を上げようとします(ガタガタ震える的な)

しかし、寒暖差が大きくなると、
体温調節機能が過剰に働き自律神経が緊張状態になります。
この緊張状態が長時間続くと、
体が疲れやすくなり疲労感を感じるという流れです。

なぜ7℃なのか?
人間の体温は約36.5℃から37.5℃の間で変化するため、
寒暖差が7℃以上になると、
”体温調節機能が過剰に働くことがあるため”

※ただし、個人差や環境によって感じ方は異なるため、一概に7℃が全ての人に当てはまるわけではありません。

なぜ疲れるのか?体温を維持するための過剰な働きとは

交感神経はエネルギーを消費するために代謝を増やします。
副交感神経は、
リラックスしてエネルギーを節約するために代謝を低下させます。

しかし、
寒暖差が大きくなると、
自律神経が交感神経を過剰に刺激するため、

体が常に高いエネルギー状態になり、
疲労が蓄積されやすくなります。

また寒暖差が大きいと、
体温調節が繰り返されるため、

血管が収縮したり拡張したりすることが多くなります。

これによって、
血行が悪くなるところが発生し
身体の各部位に栄養素や酸素が行き届かなくなります。

結果身体の疲れがたまりやすくなるために
疲労しやすくなるわけです。

何事も”過剰”という度を超すことには
負荷がかかるわけですね。

以上のように、
寒暖差が大きくなると体温調節機能が過剰に働き、
交感神経が刺激されすぎるため、

身体が高いエネルギー状態になり
疲れやすくなると考えられます。

疲れやすい症状とは

寒暖差が大きくなり体温調節機能が繰り返し働くため体力を消耗する結果
どんな疲れ方をするのかと言うと

  1. 頭痛やめまい:血行不良による頭痛やめまいが起こることがあります。

  2. 睡眠障害:寒暖差の影響で体温調節機能が繰り返し働くため睡眠の質が低下することがあります。

  3. 免疫力低下:体力を消耗することから免疫力が低下し、風邪やインフルエンザなどの感染症にもかかりやすくなります。

  4. 筋肉痛:交感神経が刺激されすぎるため、筋肉の緊張から筋肉痛が起こることがあります。

  5. 精神的な不安定感:寒暖差が大きくなると、交感神経が刺激されすぎるため、不安やイライラが増えることがあります。

疲労予防はこれ!寒暖差が大きい時にやること

  1. 適度な運動を心がける:運動は血行を促進し、筋肉や心肺機能を改善する効果があります。運動によって体温も上がるため、体温調節機能の負担を軽減することができます。
    例えば、ウォーキング、ストレッチ、ヨガ、水泳などの軽い運動が挙げられます。

  2. 食生活に気をつける:栄養バランスの良い食事を心がけ、特にビタミンCや亜鉛などの栄養素を摂取することで免疫力を高めることができます。

    • 野菜:ビタミンやミネラルが豊富で免疫力をアップ。

    • 果物:ビタミンCが豊富で免疫力をアップ。オレンジやグレープフルーツなどの柑橘類、キウイやイチゴなどの酸味のある果物を食べると良いでしょう。

    • 魚:オメガ3脂肪酸が豊富で免疫力をアップ。サバやマグロなどの青魚、サンマやイワシなどの小魚など。

    • 豆類:食物繊維やタンパク質が豊富で、栄養バランスの良い食事に欠かせない食材です。豆腐や納豆、豆乳、大豆など。

    • 穀類:主食としてごはんやパンなどを食べると良いでしょう。全粒粉のパンや玄米など、食物繊維が豊富なものがグッドです。

  3. 睡眠環境を整える:睡眠の質を高めるために、寝室の温度や湿度を調整し、寝具や枕を適切に選ぶことが重要です。また、寝る前にはリラックスするための工夫をすることも効果的です。

    ・瞑想や深呼吸をする
    ・アロマテラピーを取り入れる
    ・読書や音楽を聴く
    ・ストレッチや軽い運動をする
    ・スマートフォンやパソコンを避ける

  4. ストレスを減らす:ストレスは交感神経を刺激するため、寒暖差による不安感やイライラを増大させます。

 マインドフルネス

  • 呼吸に集中する

  • 五感に注意する

    深呼吸

  • まず、ゆったりとした姿勢をとります。

  • 鼻からゆっくりと息を吸い込みます。腹式呼吸を心がけて、お腹を膨らませます。

  • 口からゆっくりと息を吐き出します。吐くときには、なるべく長く息を吐ききるようにします。

  • 息を吐ききったら、ゆっくりと息を吸い込みます。息を吐くときは、腹式呼吸を心がけてお腹を引っ込めます。

これらの方法を実践することで、日々のストレスや緊張を和らげることができ、リラックス効果が期待できます。


5.温かい飲み物を飲む:温かい飲み物は体を温め、血行を促進する効果があります。寒暖差が大きい時には、温かいお茶やスープを飲むことで体を温めることができます。

・温かい緑茶
・鶏ガラスープ
・豆乳
・ジンジャーティー
これらの飲み物は、手軽に作れるので寒い日にはぴったりです。

まとめ

いかがでしたか?私たちの体温は35.5~37.5°のなかで
体温調整をしていることから
7°以上の寒暖差にストレスを感じ疲れやすくなる。

春先の朝晩と日中の寒暖差によって
頭痛やめまい、血行不良や睡眠不足、筋肉疲労を
起こしやすくなることから

ありきたりではありますが
適度な運動や食生活の見直し
良質な睡眠、ストレスを軽減するような

体調を崩しそうな”予兆”を見逃さず
早めに対処をしてみてくださいね。




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