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アンドレ・アガシのテニスレッスン

テニスを習う際に、近くのテニスコートなどで開催されているテニスレッスンを受講しフィジカルに習うというのはもちろん定番だと思いますが、今の時代、オンラインのリソースを活用する手もある。
実際に、テニスはオンライン動画で我流でここまでやってきましたという中級レベルくらいの方もたまにいる。確かに様々なリソースがある時代なのでテニスの技術の向上に活用したいですね◎

YouTubeなんかをぶらぶら徘徊してみるとかなり多くのテニス上達に役に立つリソースがありますね。

さて、この前、元男子テニス世界王者のアンドレ・アガシのテニスレッスン(Udemyのオンライン講座)ってのがディスカウントセールになっていたのでどんなもんかと思い申し込んでみました。無事に修了しサティフィケートももらいました笑。
Elevate Your Tennis Game: Learn from Champion Andre Agassi というコースです。

講師のアンドレ・アガシとは

私が初めてアガシ選手の名前を知ったのはナイキのシューズでアガシモデルってのがファッション誌でした。当時ナイキのAIRが付くシューズが爆発的に売れていた時期ですね。
奥さんは元プロテニスプレーヤーのシュテフィ・グラフです。
さらに詳しくはWikiをどうぞ。あの長髪はヅラだったんですね〜。


アンドレ・アガシのテニスレッスンの内容について

このコースは音声・字幕も全て英語となりますが、フォアハンド、バックハンド、サーブ、ボレー、スマッシュ、又抜きショット、ちょっとしたメンタルの心構えなど彼なりのセオリーを詳しく教えています。

フォアハンドに関しては、グリップの握りやバックスイングのこだわりなどを含め、Less Is Moreのセオリーがあるようで、かなりシンプルなスイングフォームにすることでボールストライク(速いボールが来てもオフショットになるミスを減らすということでしょうね)の確率を高めることにフォーカスしたそうです。

サーブでは、そんなに身長も高くない彼なりの工夫を含んだサーブのアプローチなど。見ていて飽きることなく合計1時間の講座を全て終わることが出来ました。

グリップの握りも細かく解説している
これは使う機会があまり無さそうだけど。。汗


アガシのラケット振動止めの話

「Pro Tip: Vibration Dampeners & The Importance of Sound」という項目もあるんですが、これがなかなか面白くてですね、ご存知の方もいると思いますが、アガシ選手はラケット振動止めは輪ゴム(平たくて少しゴツいやつ)なんですよ。
本人曰く、お金を払って買わなくてもテニスオフィスに転がっているラバーバンドで十分だと思いやってみたのが最初みたいです。

また、相手のラケットの打球音を聞くことの重要性に関して話してました。いい当たりの音で速い球が来るのか、擦れた音で回転のかかった球が来るのかをプロ選手は静かなコート上で察しながら戦っていたんですね(すごっ!)。

平たい輪ゴムで十分だとのこと


"Failure & Success Are Just An Illusion"

テニスレッスン内容も濃くて為になりましたが、講座のイントロ部分にある、世界ランク1位から140に落ちた時の心境、またそこから這い上がってレベルを高めることが出来た強いマインドを語っているところは心にくるものがあります!

これYouTubeに上がっていたので見てみてください。

"Failure & Success Are Just An Illusion"

部分抜粋で簡単に意訳すると、こんなこと言っているようです。

ランキング1位から140位に転げ落ちらときにみんなはかなり驚いたようだけど、私は驚いていなかった。毎日の悪い積み重ねから生じた結果だとわかっていた。

テニスをやめてしまうか、また一からやり直すかの決断に迫られた。
その時、自分の人生の決断を自分で決め、テニスをすることの意義を自分で探すことにした。

それからは、毎日、目標を決めて取り組んでいった。

その時に再度ランキングナンバーワンになれるかなんてわからなかった、だけど私ができることは何かは明確だった。今日の自分より良くなることができることだ。
一日良くなると次の日も良くすることができる、それを継続していった。
その結果、再びランキング一位になることができた。
その時に初めて自分の人生を生きているという感じを味わうことができた。

皆さんも、今日をより良く生きていくことが重要だ。


この自伝本で結構本音の内容が書いているようです。
一度は読んでみたいですが、、Kindle版は無いようです。。英語版でKindleで探そうかな。。


ではHappy Tennis Life を!

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