セルフGSで夜勤をするメリット
こんにちは、薄給サラリーマン兼副業バイト戦士のアラホーです。
今回の記事では、私が副業としてセルフGSの夜勤を経験し、この仕事のメリットだと感じた点をつらつら書きます。
今回は長くなりそうなので、さっそく本題。
1)パワー不要&スタミナ不要
まず力仕事がない&体力を消耗しないことがセルフGS夜勤の大きな魅力です。
重量物を運ぶ等の力仕事はありませんし、勤務中ずっと立ちっぱなし/動きっぱなしみたいなこともありません。
どれくらい体力が不要な仕事かというと、ちょいガリの70代のおじいちゃんが12時間拘束を週3でこなせるレベルです。
自力で日常生活が送れているなら、「体力面がネックで働けない」という事態にはまずならないでしょう。
2)ストレスやプレッシャーが少ない
セルフGSの夜勤業務において、ストレスやプレッシャーを感じる場面は少ないです。
一般的に仕事のストレスといえば、迫りくる納期/威圧的な上司/仕事のできない後輩/生意気な新人/無理しかいわない取引先などなど…色々あります。
またプレッシャーといえば、『目標』とマイルドに言い換えられた『ノルマ』があげられます。たとえば売上目標/コスト削減目標/利益目標など。
また「新人を入社3か月で営業戦力とする」などの育成ノルマもあります。
セルフGSの夜勤は、私が経験する限り上記のどちらとも無縁です。
あえてプレッシャーを感じる業務を挙げるなら、たまに発生する機械等のトラブル対応でイライラしてるお客様に接する時くらいですかね。
しかしながら、世に数多ある仕事のなかでは、セルフGSの夜勤は『かなりストレスフリーな部類である』と思います。
3)業務量が少ない
こなさなきゃいけない業務量が少ないのも、この仕事の良いところです。
以前の記事にも書きましたが、メインの作業は監視&給油の許可出し。
それに加え、拭き上げタオル等の洗濯&たたみ/GS内の清掃(レシート紙の交換やゴミの廃棄を含む)/ローリーの受け入れ/機械等のトラブル対応をする程度です。
補足:他にもPOS再起動/閉店作業/燃料の入荷業務をやらされることがあったりと、
店舗によって任される範囲は微妙に違いますが、それらを加味しても総じて仕事量は少ないです。
業務量の少なさもさることながら、業務の難易度も低いのもメリット?です。
2-3日かけてマンツーマンの研修を受ければ、あとはワンオペ勤務が可能なレベルです。
4)自分のペースで取り組める
どの職種もそうだと思いますが、やるべき業務には優先順位があります。
セルフGSの夜勤の場合、とにかく絶対に遅らせてはいけないのが、給油の許可出し。
これが遅れるとお客様が給油開始を待たねばならず、ご迷惑をおかけしてしまいます。その結果、クレームに発展するおそれもあります。
同様に、機械等のトラブル対応も急いでこなさなければならない業務です。
そもそも『機械等のトラブル』とは何だって話ですが、
具体的には
①外設機や精算機のお金詰まり
②洗車機のエラー(センサー異常ほか)
③プリペイドカードやアプリ周辺のトラブル
などがあります。
これらのトラブルが発生した場合、お客様は早急な対処を求めますので、マニュアル等に従ってスムーズに解決する必要があります。
ローリーの受け入れもドライバーさんという相手方がいる以上、待たせないのが望ましいですが、お客様対応があればそちらを優先し、解決後に燃料の受け入れ業務に移ります。
マイペースにやれる作業の最たる例は店内清掃やゴミ出しです。
これは誰かに急かされたりすることはないので、お客様が途切れたタイミングで、自分の段取りで進めます。
タオルの洗濯&たたみも、店先に出す枚数に余裕を持たせつつ進めれば、基本的にゆっくりやれる業務です。
5)残業がほぼない
私は派遣会社のスタッフだからかも知れませんが、残業は全くありません。
どの店舗でも朝の決まった時間(7時や8時)に日勤のスタッフが出勤してきて、決まった手順で引き継ぎをし、私は定時上がりで帰宅します。
この辺りはもしかしたら、直接雇用の夜勤スタッフは事情が違う(残業での依頼仕事がある)かもしれません。
私は残業代をもらうよりも定時でしっかり上がりたいので、現在の働き方にメリットを感じています。
6)人間関係が希薄で気楽
以前も書いた通り、セルフGSの夜勤はワンオペがほとんどであるため、他人に気を遣わずに働くことができます。
補足:勤務中の私たちの様子を監視カメラで記録(確認)している店舗も多いので、完全に人目を気にしないのは無理ですが…。
一緒に働く人がいないってマジで気楽です。
私はできれば誰とも話さずに過ごしたいタイプなので、こういう勤務体制は非常にやりやすいです。
7)時給に深夜割増が加算される
22時〜翌5時は本来の時給に加え、法定の深夜割増25%が上乗せされますので、昼の時間帯に同じ労働時間をこなすも給料は高くなります。
8)高齢になっても続けられる(?)
別の記事で詳しく書きますが、セルフGSの夜勤にはすでに定年を迎えた60代や年金暮らしの70代スタッフがたくさんいます。
その年齢でも無理なく働けるので、どこかの店舗で固定メンバーになり、かつトラブルを起こさず真面目に勤務していれば、
店が潰れない限り、ずっと仕事を続けられると思います。
ただ、私たちが60〜70代を迎える頃、【ガソリンスタンドという商売】がどれだけ残っているか・・・。
こればかりは私たちにはどうにも出来ないリスクですが、【残酷な時代の流れ】は何もガソリンスタンドだけに訪れる問題ではありません。
その都度、臨機応変に変わりゆく時流を読みながらうまく立ち回るしかないですね(達観)。
9)手待ち時間に作業がやれるかも?
こちらも今後、別の記事で詳しく書くつもりですが、セルフGSの夜勤は体感6~8割程度がヒマ時間です。
仮に1勤務が10時間拘束(22時〜翌8時)であれば、そのうち実際にあくせく働いてる(洗濯や清掃など)のは3時間くらいかと。
残りの時間は椅子に座ってひたすら給油許可のボタンをポチポチ。
このボタンポチポチ(監視業務)の間、店舗によっては比較的自由に自分のやりたいことをやれたりします。
そういう店舗に当たれば、個人的な作業が捗りますよ。これもこの仕事の大きな魅力ですね。
10)夜勤あがりのビールが最高
なんならこの理由のためだけに夜勤をやってるまであります。
10時間拘束や12時間拘束の勤務を終え、朝日を浴びながら帰宅し、シャワーの後に冷たいビールをキメるのが快感です。
日勤の仕事終わりとはまた違う、独特の達成感があって癖になります。
セルフGSで夜勤に携われるメリットはこんなところでしょうか。
この仕事に興味を持っていただけたら幸いです。
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