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場が作るもの
場がつくる力があります。
ホテルのサロンで働いていた時にも感じていたことなのですが、日常をちょっと忘れるような空間に身を置くと、それだけで気持ちの変化が起こります。
普段フル回転させてるものを休ませ、使わずにいた感覚を起動させることでリラックスやリフレッシュといった、その人に必要なコンディションに自ずとなるのでしょうか。
昨日、古民家をリノベした百才(ももとせ)で開催されたクリスマスイベントも、まさに場の力をいただいて、とても心地のよい時間に満たされた1日となりました。
高い天井、陽の当たるぽかぽかの縁側、ほどよい広さのちゃぶ台。
ひとつ大きな部屋のなかのそれぞれの小さな世界が、お互いの気配をBGMに自由に過ごしていました。
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こちらはなんと壁の一面をうめる本棚!
このままここで「アロマ書房」をオープンさせたいくらい(笑)
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まさに「読むアロマ読書会」にぴったりな場所でシェアした『モモ』。
もうすぐ年の瀬のこのタイミングで、灰色の男たちや物語のテーマである「時間」について思いを語りました。
百才の空間とそこに集った人たちとモモ、そして香り。
偶然と必然から生まれたものは密度の濃い時間です。
なぜ密度が濃いと感じるのか。
それは、お互いの言葉をきっかけに、発見や気づきがあるからだと思うのです。
これから、来年にむけて自分が進みたい方向、目指すものが心に浮かんだことがそれぞれの様子で分かりました。
言葉と香りに導かれて、「与えられた時を大事に過ごしていきたい」と思ったちょっと早めのクリスマスです。
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