【イランイラン】”妖艶甘美な”アロマ効果&オススメタイプ
こんにちは!
無印良品アロマ イランイラン精油を愛用する、
アロマを暮らしの片隅に置く薬剤師 ”あき” と申します。
この度は、イランイラン精油の香りの魅力を、アロマテラピーインストラクター×アロマブレンドデザイナー保有薬剤師の視点からお伝えします。
イランイランの香りに興味がある方の参考になれば幸いです♬
”イランイラン” 精油PROFILE
”イランイラン”
アロマ暮らし薬剤師の偏った⁉使い方
イランイランは、実は、わたしがはじめて手に取った精油です。
そのときは、たまたま立ち寄った雑貨屋で見つけて香りに惹かれ、衝動買いしてしまいました。
でも、そのころは、面倒くさがり屋が災いして、アロマを習慣化できなかっ たんです。
まず、精油1種類だけでは飽きます…。
そして単純に、素人には、精油って思いのほか使いこなせない…。
アロマの資格を取ってからは、イランイランのディープリラクゼーション効果を知り、おやすみタイムに使っています。
わたし自身がお肌が強くないこと、濃厚な香りであるため医療従事者が使うには強めの香りと感じているため、トリートメントオイルにブレンドするような使い方はしていません。
夜のリラクゼーションタイムに、芳香浴で使っています。
それでは、実際のアロマテラピーの現場ではどのように使っているのでしょうか…?
”イランイラン精油” アロマ効果は?
イランイラン精油は、アロマテラピーでは、主に上記の効果を期待して使われています。
しかし、科学的なエビデンスを立証する厳格な研究が行われていません。
そのため、医薬品のように、これらの効果が有用であると判断するのが難しく、日本では「雑貨」扱いになります。
ただし、心理的効果については、鳥居教授による過去の研究で、イランイランの香りは刺激作用をもたらすというデータがあります。
この刺激作用、うつ状態を軽減させる可能性があるといわれています。
しかし、面白いことに、イランイランは、低濃度ではリラックス作用も現れるといわれています。
それで、わたしは、少しのイランイランに、リラックス効果のある柑橘系精油 ”ベルガモット” や花精油 ”ラベンダー” をブレンドしておやすみタイムの芳香浴に使っているんです♬
< 参考書籍 >
\68種の精油について学術的視点から詳説!/
では、イランイラン精油を使うのに、不向きなタイプはあるのでしょうか…?
”イランイラン精油” 使用上の注意は?
イランイラン精油は、発がん性リスクのある ”サフロール(saffrole)”を微量に含みますが、芳香浴・トリートメントオイルに使用するにあたり適正量を守ればリスクはかなり低いと考えられています。
芳香浴を行うにあたり、注意が必要なのは、2歳以下のお子さんがいるご家庭です。
空気中に舞った精油成分が原因で、気道の炎症につながるケースも否定できないためです。
そして、適正範囲内でも高濃度に使用した場合、心理的刺激作用に伴う催淫作用の発現の可能性が高くなります。
頭痛の原因ともなりますので、使い方・使用量にも注意が必要です。
トリートメントオイルに使用する際の濃度の目安は…
「植物油50mLあたり8滴」までの濃度です。
また、皮膚刺激性が若干あるため、敏感肌や疾患・損傷をうけたお肌には使用しないようにしてください。
それでは、お肌が強くないアロマを暮らしの片隅に置く薬剤師より…
より多くの方が香りを楽しめる方法「お手軽芳香浴」と相性のいい精油をご紹介します!
”イランイラン精油”
アロマ効果を活かす【お手軽芳香浴法】
イランイラン精油は、それだけでも魅力のある香りですが、その香りの甘さをより長く堪能したいときは、イランイランよりも揮発速度が遅い、甘めの精油をブレンドすると効果的です。
特に、イランイランの場合、「サンダルウッド・インド精油」と相性が良く、ブレンドすると甘い香りをより長く香らせることができます。
布製品やペーパータオルに精油数滴を落とす芳香浴法でも手軽に香りを楽しめますが、マグカップ芳香浴法もオススメです。
いずれの方法も、ブレンド割合1:1から試してみると良いかと思います。
マグカップ芳香浴法含め、お手軽芳香浴法は、下記リンクの記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください!
\あわせて参考に!/
”イランイラン精油”
アロマ効果【まとめ】
こころが疲れたときに甘く癒す「イランイラン」。
イランイラン精油の香りは、柑橘系の中でも甘めなスイートオレンジや、フローラル調の香りとの相性が良いです。
そして、この香りがオススメのタイプは…
ちなみに、わたしは、甘さ控えめにしたいタイプなので、イランイランにベルガモットをブレンドします。
ベルガモットはスイートオレンジよりもやや高価でご紹介しませんでしたが、こちらもオススメの組み合わせです。
気になる方は下記リンクよりご覧ください!
それでは最後に、参考本で締めます!
< 香り好き必見⁉ 香りを目で楽しむ参考本 >
それでは、イランイランの香りのちからで、読者の皆様のこころが休まりますように…。
この度は、最後までお読みいただきましてありがとうございました!
▼ アロマを暮らしの片隅に置く薬剤師の【精油note】▼
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