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「仕事が嫌いだった20代の頃のわたし」

2020年秋に45歳でアロマ心理学診断セッションを始めるまでの話。

その前に簡単に自己紹介を。
埼玉県出身、横浜在住で、
夫と猫3匹と一緒に暮らしています。
猫が大好き、猫変態です(笑)


20代の頃は、百貨店のテナントのアパレルショップで
ショップスタッフとして働いていました。
途中フリーター期間もありますが、
その時も百貨店や駅ビルで
洋服やアクセサリーのショップで働いたりしていたので、
わたしが一番長く経験したお仕事です。


フリーターから日本一の百貨店
アパレルショップの副店長へ

短大卒業後、バブル崩壊直後の超就職氷河期にも関わらず
あっさり就職が決まったアパレルメーカーを1年で辞めて、
アルバイトを転々としながら遊んでばかりいた20代前半。
色々なアルバイトを経験しましたが、一番楽しかったのは、
スキー場のリゾートバイト。
遊んでるのか、働いてるのか曖昧なバイトでした(笑)

フリーター生活3年が経とうとしていた頃、
最初に就職した時のアパレルメーカーの店長から
別のアパレルメーカーで店長になるから手伝って欲しいと
連絡がありました。

そこは、日本一と言われる百貨店、新宿伊勢丹のショップでした。
20代~30代のOLさん向けの洋服で、
正直全然好きなジャンルの服ではなかったのですが、
大して考えずに流されるように就職をして、
働き始めて1年足らずで副店長になりました。

正直、実績はなく、先に働いていた人たちを全員押しのけて
副店長になったので、妬まれて意地悪をされるようになりました。
女性だらけの職場では、よくあることかもしれませんが、
仕事をするのに支障がない程度の意地悪だったので、
私は大して気にしていませんでした。
職場は友達を作りに行く場所ではないので、仕事さえきちんとできれば
後はどうでもいいと思っていました。
(この辺りの感覚は、あまり人から共感されないことは分かっています。
 この頃のわたしは特に、仕事とプライベートを完全に分けていて
 仕事に感情を持ち込まないようにしていました。)


新宿伊勢丹は、世界中から注目されている百貨店で、
売上だけでなく、来店客数も日本一。
お客様もさまざまな年代、ジャンルの方がいらっしゃる中で、
2年近く接客させていたただいたことは、
元来人見知りのわたしのコミュニケーション能力を飛躍させました。


その後、別の店舗へ異動して3年が経過する頃、
毎日ヒールを履いて、1日10時間くらい立ち仕事をしていた
私の足は限界を迎え、病院で足底腱膜炎と診断され、
5年務めたアパレルメーカーを退職しました。
正直、仕事が好きではなかったので、
辞めてしばらく休めることを喜んでいました。


憧れのOLになる

少し体を休めてから、転職活動をしました。
30代目前での職種をガラリと変える転職は、厳しいと思っていましたが、
またまたあっさり就職が決まりました。
大手広告代理店の総務業務の一部を請け負っている会社でした。

今までのようにヒールで走ったり、台車で大荷物を運ぶような
体力仕事とは違う、オフィスでの仕事に少しウキウキしていました。

PCはネット検索くらいしか使ってなかったので、
仕事に慣れるのに苦労しましたが、1年くらいかけて
プレゼン資料を作れる程度には仕事ができるようになっていました。


そんな時、今までなかった営業部を立ち上げることが会社として決まり、
百貨店での販売経験のある私はすぐに営業部へ異動となったのです。

やっと、毎日の売り上げ目標から離れられたのに、
転職して1年でまた数字と戦う仕事となり、
更には、テレアポをとって、日中は色々な会社を訪問する日々となりました。

営業部に異動して1ヶ月が経過する頃には、
足底腱膜炎が再発し、営業職に全くやる気のない私は、
これ以上体を壊すくらいなら辞めよう、と迷うことなく仕事を辞めました。

結婚、派遣社員へ

ちょうどその頃、2年くらい付き合っていた今の夫との結婚が決まりました。27歳くらいまでは、長くお付き合いをするような人もおらず、
「結婚はできないと思う。」と母親に宣言していたわたしが
すんなり結婚したことは、自分も周囲も驚きでした。
仕事が好きじゃない癖に、仕事に目一杯エネルギーを使っていたので、
結婚は生活を変える良いきっかけとなり、
残業がほとんどない、派遣社員に切り替えをしました。
ちょうど30歳の時でした。

30歳までの人生とその先の不安

なんとなく、30歳までの人生を振り返ると
その場その場で自分で決断はしていたものの、
「こうしたい」「こうなりたい」という
意思がほとんどないまま生きていたと思います。

30歳までは、特別困るような苦しい出来事はほとんどありませんでした。
いたって普通の家庭で育ち、裕福ではありませんでしたが、
自分のやりたいことはやらせてもらえる環境で育ちました。

受験も、行きたい高校には推薦で簡単に合格し、
高校から短大はエスカレーター式で、1ヵ月勉強しただけで入れました。

100社就職試験を受けても1社も内定がでないと言われた超就職氷河期にも、
5社しか受けないで受かることができました。
25歳、29歳での転職でも、なんとなくこんな感じと、希望したところへ
スムーズに就職が決まり、それなりに仕事をしてきました。

結婚に関しては、当時はしたいと思っていたわけではありませんが
世間的には適齢期(ちょっと遅いかな?)にスムーズに結婚が決まったことも、いつも彼氏が途切れないモテる友達からしたらあり得ない出来事だったと思います。その後、その友達とは疎遠になりました(苦笑)

大きな希望や目標ではなく、自分の手の届く範囲の目標だったからだと思いますが、30歳までは色々なことが比較的スムーズに進んできたと、感じていました。
それなりに努力して、それなりに苦労して、それなりの結果だったと思いますが、自分でそれなりに満足していました。


なので、30歳で結婚する時に「漠然とした不安」を感じていたことを覚えています。

「結婚してから苦労する気がする」そんなことを感じていました。
何かがあったわけではなく、本当に漠然と思ったのです。
その予感が、こんなに的中するとはその時のわたしは知る由もなく、
ここから先10年以上、私にとって辛く苦しいことが度重なって起こっていきます。


つづきは次の記事で。

アメブロでは、アロマ心理学や私のことなど
色々と綴っています。
https://profile.ameba.jp/me


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