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子どもの本の世界を旅して

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子どもと一緒に読んでも、大人が一人でひっそりと読んでも、心に残る絵本や児童書をご紹介します。
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2022年12月の記事一覧

★『神の道化師』トミー・デ・パオラ

他者のよろこびを糧に生きた人がおこした、クリスマスの奇蹟の物語。 12月に入ったので、クリ…

aromaholly
1年前
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★『にぐるまひいて』ドナルド・ホール 作/バーバラ・クーニー 絵

自然の恵みの中で静かに穏やかに、 しっかりと大地に根差して生きる人びとを描いた絵本 一年…

aromaholly
1年前
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★『月おとこ』トミー・ウンゲラー

ユーモラスでナンセンス…だけど、楽しく安心して読める 「行きて(生きて)帰りし」物語 『…

aromaholly
1年前
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★『ウエズレーの国』ポール・フライシュマン

子どものみなさんへ──夏休みは、空の碧さと、海の深さ、そしてどこまでも続く満天の自由を知…

aromaholly
1年前
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★『雨、あめ』ピーター・スピアー

大人になって、利便性ばかり意識する生活に慣れ切った、 自分の感性の鈍麻を思い知るのです。 …

aromaholly
1年前
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★『きょうはよいてんき』ナニー・ホグロギアン

よいお天気の日に、ミルクを舐めてしまったばっかりに… 揺れ幅のひどい一日を送ることになっ…

aromaholly
1年前

★『三月ひなのつき』──石井桃子

忘れていた大切な風景を思い出す。桃の季節がくるたびに。 子どものころに出会った「もの」に込められた意味というものは、私たちが感じている以上に日々の生活すべてに大きな影響を与え続けているのかもしれない。 「もの」は所詮は「もの」でしかない、という考え方もあるだろうし、「もの」の価値イコール価格という感覚に私たちはあまりにも慣れすぎている。 大切なものを手に入れるときでさえ、まず価格から決めていくという手順は、合理的かつ仕方のないこととして、私たちの生活習慣になり切っている

★『くんちゃんのはじめてのがっこう』

あなたの すわる ばしょは ここですよ──入園・入学を迎える小さい人と一緒に楽しみたい絵…

aromaholly
1年前

★『すばらしいとき』ロバート・マックロスキー

自然の営みと共に流れる時間を、彩り豊かな絵と、 詩のような言葉で美しく表現した作品です。 …

aromaholly
1年前
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