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健やかなお肌を保つための秘訣

こんにちは。
今日は、健やかで綺麗なお肌を保つための秘訣を東洋医学の視点よりお伝えしますね^^

その① 呼吸を大切に

健やかなお肌を保つためにやると良いことってどんなことだと思いますか・・?
食事・睡眠を気をつけるとか、保湿をするとか、お顔のマッサージなど、色々な考え方があると思います。もちろんこれらはどれも、素敵なお肌の維持、また健康な
身体作りのために大切なことです。
それでは東洋医学の視点から見た場合、健やかなお肌のためにすべきことは何なのでしょうか。

東洋医学では「五臓」という、からだの働きを大きく「肝・心・脾・肺・腎」の5つに分けた考え方があります。そしてこの中でお肌=皮膚はどこに属するかと言いますと、「肺」になります。
この肺は皮膚や呼吸器系に関係しているので、まずここから言えることは皮膚を良い状態に保つためには呼吸がきちんとしていることが大切になります。
それなので、普段から「呼吸が浅くなっていないか?」チェックしてみてくださいね。もし浅くなっているようであれば、呼吸を深められるようにリラックスの時間をもつとか、朝起きたら窓を開けて深呼吸する習慣をつけるとか、好きな精油の香りを楽しんでみたりするなど、何か呼吸を良い状態にできるようなことを取り入れてみてくださいね^^


その② 消化器系に負担をかけないようにしよう


よく
「美肌のために食事に気をつけましょう」
と言いますよね^^何でお肌と食事が関係するのか、東洋医学の視点でお話しますね。

先ほど五臓のお話をしましたが、この5つの臓器は独立しあっているのではなく、それぞれ関係しあっています。下のイラストをご覧ください。


五行・五臓の相生関係について


イラストの左下に金(=肺)と書いてありますが、こちらが今回取り上げている「皮膚」に関わるところになります。そしてその右側をご覧ください。
土=脾(胃)と書いてあり、その土から金に赤い矢印が書いてあるのがわかるかと思います。この矢印は何を指していると思いますか・・?
これは土(臓器では脾)が金(肺や皮膚)を生んでいるということを表しています。つまり肺や皮膚に関わる「金」のお母さんは、消化器系の働きをする脾や胃に関わる「土」なのです。
つまり、丈夫な子供である金、つまり良好な肺や皮膚を保つためには、そのお母さんである土、つまり消化器系の働きがしっかりしていることが大切なのです。
お母さんが丈夫でないと、子供も元気に育たないというイメージになります。
逆に言うと、消化器系が疲れていてお母さんの状態が良くないと、その子供である肺や皮膚の状態も悪くなってしまうのです。
ここの親子関係は健やかな皮膚を維持するためにとても大切なポイントになるので、しっかり押さえておいてくださいね^^

プラスアルファしてご紹介

ここまで五行の親子関係についてお伝えしたので、この続きもお伝えしますね。
お母さんが元気じゃないと、子供も丈夫にならないということをお伝えしました。それでは、皮膚の悪い状態が続くと、どのようになると思いますか・・?ここで先ほどのイラストを再びお見せしますので、金の先の赤い矢印に注目してください。


肺や皮膚と関係のある金が弱い状態が続くと、どうなると思いますか・・?


金の弱い状態が続くと、それは腎や膀胱に関係する「水」に影響を及ぼしてしまうのです。この腎は水分代謝や成長・発育などの働きをしているので、

肺や皮膚の良くない状態が続く

その子供の腎に影響が及ぶ

腎や膀胱の状態が良くなくなる

という連鎖が起こってしまいます。
それなので、冷えやむくみ、泌尿器系や生殖器系の不調といったトラブルのもとともなり得るのです。
先ほどお伝えした、五臓はそれぞれ独立しているのではなく、それぞれ関わり合っっているというのは、まさにこれを指しています。

それなので、皮膚の状態を気をつけることは、その他の臓器の状態を良くするためにも大切なことなのです。

まとめ


今日は東洋医学のお話を交えながら、健やかなお肌を保つためのポイントと、お肌の良くない状態を放っておくとどのようなことが起こる可能性があるのかについてご紹介しました。
東洋医学が初めての方には分かりづらい部分もあったかもしれませんが、身体は全て繋がっているということをぜひ覚えておいていただければと思います。

そして健やかなお肌のためには、
・食事に気をつけて消化器系に負担をかけない
・呼吸は皮膚と関係しあっているので、呼吸にも気をつけていきましょう
ここをポイントにしてくださいね^^



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