見出し画像

アトピー・湿疹・蕁麻疹などの皮膚トラブルを自然療法でケアしよう

こんにちは。
今日はアトピーや湿疹、蕁麻疹、シミ、吹き出物といった皮膚トラブルのケアについてお話しますね。

自然療法の仕事をしていると、皮膚トラブルに悩んでいる方が非常に多いと感じます。痒み、赤み、吹き出物など、その症状は人により様々ですが、そういった不調を自然療法で改善させていくためにはどのようにしたらよいのでしょうか。

皮膚の働きの1つに「呼吸をしている」ということがあります。
肺のように呼吸をしている実感はありませんが、実は皮膚も呼吸をしているんですよね^^それなので、皮膚の健康を保つためには、この皮膚の呼吸をきちんとさせてあげることが大切です。

さらに、東洋医学では肺・皮膚は大腸と表裏の関係にあります。それなので腸内環境が良い、便通が良いなど大腸の状態を良好にしておくことも、健やかな皮膚のために重要なことです。

健康な肌の維持のために私が実践していることの1つに、合成界面活性剤などが添加されていないものを肌ケアに使うということがあります。
よく見かける日焼け止めや化粧品といったものはこれらが添加されているものが多いですが、こういったものを肌に塗布していると、肌のタンパク質が壊されて水分が逃げてしまい、肌の乾燥→肌トラブルを引き起こす原因にもなります。
それなので私は、天然の界面活性剤から作ったコスメのみを肌ケアに使うようにしています。
自分で作ったり、ファンデーションなど作れないものに関しては素材をよくチェックして、合成のものが入っていないもののみを購入するようにしています。

クレンジングやフェイスクリームは自然素材のものを使って手作りしています(*^^*)


また、ディエンチャンをやることも肌の健康のためにとても大切です。下の写真のようにディエンチャンには多くの種類のグッズがありますが、掻く・ローラーをかけてコロコロする・叩く・擦るなど、様々な刺激を皮膚に与えることができるので、皮膚の呼吸の状態をより良くしてくれます。

数多くあるディエンチャングッズ。皮膚に様々な刺激を与えることで、皮膚をより良い状態にすることができます


また、皮膚トラブルを抱えている場合には、その部位に直接施術をすることも可能なので、痒みや痛みを感じる部位に鎮静させる作用のあるグッズを使えば、その時の不調を軽減させることにも役立ちます。


金色のローラーはひんやりしているので、鎮静させたい時にぴったりです


最後に、皮膚トラブルの場合でも食事・睡眠・休養・運動といった生活習慣を整えることはとても大切です。
「〇〇の食べ物が肌に良い」
とかではなくて、色とりどりの食べ物をバランスよく食べるよう意識すること。
また、食品添加物や農薬がなるべく入っていないものを食べるよう心がけることも重要なポイントです。


また、ストレス状態も肌に影響してきますので、そういったところのケアも併せてしていく必要があります。アロマセラピーやハーブティーなどでリラックスタイムをとるのもオススメ^^

皮膚のトラブルだからその症状が起きている部位だけを着目するのではなくて、
普段から皮膚に優しい生活を送るよう心がけるということ
=皮膚がしっかり呼吸できるよう心がける。合成界面活性剤等が入ったものを使用しない。

さらに腸を良好な状態にするよう心がける、生活習慣を整えるといったことを気をつけていくことで、だんだんと皮膚が健康になっていきます。
時間は長くかかるかもしれませんが、お肌に優しい生活を送ることで、健康な皮膚へと徐々に変化していくでしょう。

<関連記事>

筋腫・静脈瘤・むくみと東洋医学

肩こり・背中の張り・腰痛からわかる、自分の身体の状態

自然療法で円形脱毛症ケア

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?