《新制限対応》世界王者が使う【恐竜】デッキ
ひつじです。
今回は、アロマ(@aroma6669)との共同執筆となります!
noteでは初めましてという方もいらっしゃると思うので、一応簡単な自己紹介だけ書いておきます。
【大会実績・入賞経験】
公式イベント
2017年遊戯王選考会突破、2017年遊戯王世界大会一般の部 日本代表選手、2017年遊戯王世界大会一般の部 優勝(【恐竜】デッキを使用)
2018年遊戯王世界大会一般の部 日本代表選手
非公式大型イベント
CS(大型非公認大会)優勝多数
今回は、新制限で制限解除されパワーを取り戻した【恐竜】デッキについて解説していきます!
『【恐竜】デッキが気になる!』『【恐竜】デッキを組んで見たけれど、回し方が分からない。』『【恐竜】デッキを使って居るけれど、なかなか勝てない。』そんな経験のある方には、是非読んで頂きたいです!
1.構築
現在使用している構築です!
また、ネクストプレイ杯にて結果も残しました。
2.このデッキの強み
【恐竜】デッキの強みは、大きく分けると3つです。
・圧倒的な展開力
・「幻創のミセラサウルス」による妨害対策
・「究極伝導恐獣」による後攻時のパワー
この3つの強みを活かしてプレイする事により、安定して高い勝率を保つ事が出来ます!
・圧倒的な展開力
今回の構築では、先攻で「真竜皇V.F.D.」を召喚する事が出来ます。
また、他デッキとは違い、「真竜皇V.F.D.」を召喚する前に「虹光の宣告者」を召喚する事が出来ます。「虹光の宣告者」の効果によって、相手は手札誘発をそもそも発動出来ない状況になるか、発動したとしても「虹光の宣告者」によって無効化されてしまう。という盤面を作る事が出来ますので、先攻のゲームはかなり有利になれます。
「真竜皇V.F.D.」に対する「禁じられた一滴」も、「虹光の宣告者」の効果によってそもそも発動出来ない事が多いです。(手札からモンスターをコストで墓地に送れない為。)
魔法・罠を墓地へ送り発動されたとしても、モンスターが墓地へ送られていないのであれば、その「禁じられた一滴」は「虹光の宣告者」で無効に出来ます。そのまま「真竜皇V.F.D.」の効果が通りゲームに勝利出来ますので、手札誘発や「禁じられた一滴」のようなカードも効かない「真竜皇V.F.D.」を出せるという事です。
また、この展開力は先攻だけの強みではありません。後攻時にも発揮します。
「氷結界の龍 トリシューラ」を簡単に出す事が出来ますし、メインギミックだけで「ダイナレスラー・パンクラトプス」をデッキから特殊召喚する事が出来ます。
そのまま、後攻ワンキルも容易です。
これを出来るのが【恐竜】デッキの圧倒的な展開力です。
・「幻創のミセラサウルス」による妨害対策
①の効果によって、相手の「原始生命態ニビル」やその他手札誘発をケアする事が可能です。「虹光の宣告者」を出すまでは、ほぼ恐竜の動きのみで到達出来る為、「原始生命態ニビル」を発動する隙を与えません。
また、後攻時にも相手の妨害を食らう事無く展開する事が出来ますので、非常に優秀です。
②の効果から展開する事も可能で、①の効果と相まってここに相手は手札誘発を発動しなければならない状況に追い込めますので、「PSYフレームギア・γ」をメイン戦から強く使う事が出来ます。
「PSYフレームロード・Λ」も採用している為、「PSYフレームギア・γ」が腐る事はほぼ無く、「幻創のミセラサウルス」との相性が非常に良いです。
「墓穴の指名者」や「抹殺の指名者」に頼らずとも、メインギミックだけで相手の手札誘発を乗り越えられるので、このデッキの強みになっています。
これらが、「幻創のミセラサウルス」による妨害対策です。
・「究極伝導恐獣」による後攻時のパワー
このカードは、相手の盤面を処理しきる能力が高く、後攻ワンキルを容易にしてくれるカードでもあります。例えワンキル出来なくとも、このカードがそのまま妨害となってくれますので、攻防一体の最強カードとなっています。
また、①の効果によって「プチラノドン」を破壊する事が出来れば、デッキから「ダイナレスラー・パンクラトプス」を召喚する事が出来ますので、相手ターン中であってもさらに妨害を1枚増やす事が出来ます。
これらが、「究極伝導恐獣」による後攻時のパワーです。
3.先攻展開パターン
まずは、基本の展開パターンを紹介します。
初動:「珠玉獣−アルゴザウルス」+「ベビケラサウルス」or「プチラノドン」
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