サッカーあるある 「よく分からない」


さぁ、これにも触れておかねばならない。そう、ずばり現在開催中のFIFAワールドカップである。

せっかくTVでやってるんだから、とほぼ毎日のようにW杯の試合中継を見ている。日本、コスタリカに負けちゃいましたね。

サッカーの知識は、マジでない。普通に知らないことしかない。サッカーのルール、難しくない? 「ボールをゴールに入れたら1点だよ」なんて説明は、野球に例えれば「ダイヤモンド1周できたら1点だよ」と言っているようなもんだ、と私は思った。そんなん説明にもなってないだろ。オフサイドってなに? 未だにわかんない。ルールも分からないのに戦術も戦略も理解しようがないので、ただボケ~っと試合を眺めている。でも、なんか面白い。
日本戦以外にも、他国同士の試合でも中継がやってたらついそのチャンネルをつけてしまう。下手なバラエティーより楽しいし。野球ってMLBならともかく他国同士の試合は全然興味ないのに、なんだかサッカーって他国同士でも興味出ちゃう。不思議である。
サッカー、ちゃんと見てみると思った以上にフィジカルが物を言うスポーツだったので怖い。めっちゃぶつかってるじゃん、めっちゃ引っ張るじゃん! こわ! 

さて、日本vsコスタリカ戦も、バイトからの帰り道にインターネットで見ていた。うーん。でもなんだろう、なんかちょっとつまんなかったな、と回想する。
サッカー分からないなりに色々見ていると、なんだか全然違いは分からないし言語化もできないけど、面白いと感じる試合とそうでない試合がある。スピード感が違うというのか、やっぱり両チーム積極的に攻撃している試合の方が面白い。漠然とそう感じた。
コスタリカ戦は幾度となく訪れるチャンスを上手くモノにできなかったぶん、余計にストレスが溜まった。そんな流れのなかでコスタリカに1点放り込まれたのである。脱力した。あれはいわば「こちらの攻撃は何回も訪れた無死満塁のチャンスを無得点で終わって0-0のまま迎えた9回、遂に相手のソロHRを被弾した」__そんな感じのイライラ感があった。サッカー分からないけど、やっぱり「これチャンスじゃん!」みたいな瞬間はさすがに分かる。実況もめちゃくちゃ煽るし。でも点数が入らなければその煽りはイライラを募らせるだけである。ただの外野フライなのにスタンドインするぞおおおみたいなカメラワークしてくるみたいな、そんなカメラワーク詐欺感すら覚える。それは言い過ぎだが。
野球に例えないと気が済まないのか?
どんなスポーツでも、チャンスで得点できなければ自ずと流れは相手に行ってしまうのだと分かった。

毎日サッカーを見ていると、何となく過去のW杯を見ていたことも思い出す。2010年の南ア大会だろうか。あの頃は今よりずっとスポーツのルールが分からなかった。野球だって当時はもちろん分からなかった。実況も何言ってるのか全然わかんなかった。正直、当時は別にスポーツに興味もなかった。でも今より純粋見ていたかもしれない。
あの頃、「え! これチャンスじゃん! 何でそこでパス出すの!?」みたいに思っていたシーン。あれ、今思えばきっとそこでゴール決めてもオフサイドになるからなんだな、と分かった。答え合わせは始まっているのだ。
今回、昔よりは成長しているんだと感動した。今はその場でわからないことを調べる手段もある。少しだけ、サッカーに近付けたかもしれない。いや、ほんとに少し……0.1ミリくらい。

スポーツ観戦、結構「趣味」と言ってもいいくらいには好きかもしれない。意外だよね~と言われるが、結構好きである。
がっつり張り付いて見てしまうのは贔屓の野球や春高バレーくらいであるが、テレビで中継をやっていると高校サッカーだろうがなんだろうが、ついついつけてしまっている。
だって、スポーツ中継見てると、「なんかやってる」気分になるから。いや、別に何もしてないんだけど、でも「試合を見ている」という大義名分が成り立ってしまう。私のなかでは。
だからW杯やオリンピックなんてものは最高である。だって毎日のようにスポーツやってるから。毎日のように「なんかしてる」感が出るから。
それに4年に1度のお祭りだし。私がオタクで陰キャだからなのか、五輪とかで盛り上がってるのも意外と言われるが、私は全然スポーツ好きだし、せっかくお祭りがやってるなら少しでも楽しんだ方が人生楽しくなる、そう思っている。オタクはみんなスポーツが嫌いってやつ、あれ、「みんな」は嘘です。好きなひともいます。私の場合は、元々スポーツ自体そんなに苦手じゃないからなのかも。昔はテニスとか体操とかも習ってたし、スポーツにあんまり抵抗がないからなのかもしれない。共調性がないから学校の体育は嫌いだったけど、運動自体は別に嫌いじゃない。そういう地盤があっての今、なのかもしれない。


サッカーといえば、最近話題の『ブルーロック』という作品がある。週刊マガジンで連載中、現在アニメ放送中。サッカーやってる漫画である。

ブルーロック』(BLUELOCK)は、金城宗幸(原作)、ノ村優介(作画)による日本漫画。『週刊少年マガジン』(講談社)にて2018年35号より連載中[1]。2021年5月に第45回講談社漫画賞の少年部門を受賞[2]。2022年10月時点で累計発行部数は1300万部を突破している[3]
スピンオフ作品として、『別冊少年マガジン』(同社)にて三宮宏太による『ブルーロック-EPISODE 凪-』(ブルーロック エピソード なぎ)が2022年7月号より連載中[4]。またメディアミックスとして2022年10月よりテレビアニメが放送予定。
高校生を中心とするサッカー漫画だが、部活やクラブチームとは異なり、日本各地から招集されたFW選手総勢300名が生き残りをかけて試合をするといったデスゲーム要素を汲む作風をもつ[5]。また、絆やチームワークではなく、個人の圧倒的な個性やエゴを求めるといった主題が特徴である[6]。一方、日本サッカーや実在の選手を卑下するような描写があり、連載当初は批判の声もあった[7][注 1]。以上のことから、「史上最もイカれたサッカー漫画」の異名を持つ[8][9]。

出典『ブルーロック』https://ja.wikipedia.org/wiki/ブルーロック

こんな漫画です。
最近はこのブルーロックのアニメも見ている。アニメブルーロックの何よりも良いところは、好きな声優が出演していること。私の好きな声優はあまり地上波アニメに出ないタイプの人なので、めちゃくちゃ嬉しい。しかもなかなかおいしい役をもらっていたので2倍嬉しい。
ブルーロック……面白いんだけどね。面白いんだけど、ちょっと思うところがある。ブルーロック……先ほどの説明のように「デスゲーム風の要素」がある。全国から集められた300名は、「ブルーロック」という名の施設に収容され、「最高のストライカー」になるため生き残りをかけて戦う。(ちなみにここで脱落したら日本代表の資格を永遠に失うらしい? ええ……)そこで彼らはランク付けがされているのだが、なんと!!ランクによって!!生活が全然違うのである。主人公なんかは特に最下位くらいの順位なのだが、ご飯のおかずが納豆。上位の人々はステーキだとか餃子だとかがもらえている。……いや……それちょっとどうなの?ってなる。中学生高校生は特に身体づくりが大事な時期なのに!?そこでランク付けして何になるの!?良いプレーは良い身体から、良い身体は健康的でバランスのいい食事から!!中高生はちゃんとご飯食べて寝なさい!
と、思ってしまう。フィクションって言われればそれまでなんだけど、その点が私は非常に気に食わない。正直スポーツ漫画と呼びたくないくらいである。ブルーロック、あくまで「スポーツっぽいことやってる、人が死なないデスゲーム」的なエンタメと捉えた方が良いと思ってる。まぁ、「サッカーをやる」漫画というより「ストライカーを育てる」漫画だからね。そこを読み違えると違和感が起こってしまうのだろう。
あとこれは私の捉え方なんだけど、みんな勝ち負けにこだわりすぎてサッカー本当に好きでやってんのかな……ってなっちゃうんだよな。いや、負ければサヨナラだし鬼気迫ってしまうのは仕方がないと思うんだけど。なんだか、他のスポーツ漫画ではあまり感じない、「何でこの人たちサッカーやってるんだろう……」という疑問が湧いてしまう作品である。
まぁ!スポーツ漫画じゃない(当社比)ので!いいんだけど!
別に全然、面白いです。ブルーロック。でもなんか、手放しで楽しめないというか、ちょっと引っ掛かりを覚える部分があるというか。そこらへんを割り切れたらもっと面白くなるんだろうなぁ。
今の所はまだ漫画を買う予定はありません。今はダイヤのエースで精いっぱいだ!

サッカーW杯のあとはWBCが楽しみである。その前に箱根駅伝と春高バレーもある。スポーツ、本当に年がら年中やってるな。楽しいからいいけど。
サッカーのルール、まだ全然わかんない。オフサイドが分かりかけて、分からないみたいな感じ。もうちょっとわかるようになるといいなぁ。

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