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ブランドのInstagramにアーティスト・イラストレーターとコラボしたARを取り入れると高い効果が得られる

Instagramのアカウントにブランドをリッチに表現できる自社オリジナルのARフィルターを導入できる機能がリリースされました。

Instagramの新しい機能「ARフィルター」を使うと、Instagramのストーリー機能で撮影するカメラ越しの世界をバーチャルに演出することができます。

アカウントメニューにある☺︎マークがAR機能です。

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特に、海外のファッション・アパレルブランドではInstagramアカウントにAR導入が積極的に進んでおり、様々な体験を提供しています。

今回は、まずアパレル業界のハイブランドでInstagram ARを活用している事例をご紹介し、最後にアーティストとのコラボARをご紹介します。

アパレル業界でのAR導入事例

MONCLER(モンクレール)

DIOR(ディオール)

Versace (ヴェルサーチ)


InstagramへのAR導入メリット①フォロワーが増える

国内ブランドではまだ導入事例が少ないですが、なぜ海外ブランドはInstagram ARを導入するのでしょうか?それはメリットがあるからです。

具体的には、「フォロワーが増える」「認知度が上がる」「ECサイトの購入が増える」と言った実利があります。

まずInstagram ARはストーリーのカメラ内で使えるようになる機能です。

カメラを使うことで現実を拡張できるため、リアルな世界よりもちょっとリッチな世界になり楽しくなる=SNS投稿が発生しやすくなります。

そして仮に気に入ったARを見つけた場合、ユーザーはARを提供するアカウントをフォローすることでそのARが使えるようになっているため、気になるARを提供することでフォロワーが増やせるというメリットがあります。


InstagramへのAR導入メリット②認知度が上がる

ARフィルターは、使われる時にARを提供するアカウントが表示される仕様になっています。

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つまりARが使われれば使われるほど、自社アカウントの認知が広がる機会を得ることができます。

広告のようにこちらから見てもらうために情報を表示するアプローチに比べてより自然な形でブランドの情報を拡散できるので、好意的にブランディングを行うことができます。


アーティストとコラボしたAR事例

こちらは日本のアーティスト、竹谷嘉人さんとコラボして開発されたARフィルターです。スマホでご覧ください。

ハートや星など、顔に様々なアーティストの制作したアートワークが表示されていきます。このARはリリースから早々に6桁回数のインプレッションに到達し、現在も毎日多くの方に使われ続けています。

AR技術を持ったアーティストでなくても、弊社のAR技術チームとコラボすることで一緒にAR作品を制作することが可能です。

このようなアーティストの世界観を感じられるアートワークが人物の顔や空間に表示されるARは、アーティストとコラボしたアパレルブランドのInstagramアカウント活用されるとより拡散性も出易く、ブランドのファンにとても喜ばれるのではないでしょうか。

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さらに、表情を認証する機能もあるため、口を開くと作品が変化するような演出も加えることができます。自分のアクションにインタラクティブに反応することでより一層楽しさを感じるARにすることができます。


まとめ

人は利便を手にすると、逆戻りできない性質があります。

noteでテキスト記事を書いている身ではございますが、今やYoutubeなしの生活は考えにくいです。

通信スペックが3Gの時にはオンラインのコミュニケーションはテキスト中心でした。Twitterはデータ容量を抑えるために文字数を制限しました。

それから4GになってInstagramなどの画像メディアが流行しました。

そして動画になり、さらにはこれから「空間」になります。

空間そのものを対象にしたコミュニケーションはデータの容量が大きいですが、5G時代にはそれが当たり前になります。

今はまだリアル空間にバーチャルな演出をするARが一般化し始めたタイミングなので、先行者にはアドバンテージがつきやすいです。

国内アパレルブランドでも今後、公式InstagramアカウントへのAR普及は一気に広がるでしょう。

アーティストとコラボしたARの制作にご興味のあるブランド様がございましたら、ぜひ一緒にInstagramの最新機能を活用してブランドとファンの新しいコミュニケーションの形を作って行きましょう。


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