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冬の沖縄に行ってみた(2024年1月)

2024年が幕を開けた1月に修学旅行以来の沖縄へ行ってきたので、
備忘も兼ねて旅行記を綴ろうと思います。

年末年始休みにどこに行こうかと考えた時に、まずは海外も候補にあったのですが、仕事も色々と疲れたし、ゆったり海を眺めて思いに耽りたい…
とりあえずゆっくりしたい…社会の喧騒から逃れたい…現実逃避したい…100億円ほしい…自宅から石油が採掘されてほしい…海ブドウたらふく食べたい…という気持ちが勝り、
それならば、沖縄じゃん??という結論に至り、3泊4日で沖縄に行くことになりました。

年始からあまりにも悲しい事が起きた為、この状況の中で旅行してもよいのか‥と、複雑な心境でしたが、
キャンセルしたとて何も変わることはないので、予定通りのスケジュールで羽田付近の「変なホテル」に前泊。
むかーしむかしのハウステンボスで「変なホテル」に宿泊したことがあり、
その時は恐竜が受付をしておりました。
何を言っているのか分からないと思いますが、今回も恐竜が受付でした。ロボット口調で日本語を流暢に話せます。恐竜がついに受付する時代…
ジュラシックパークを見て育ってきた人間としては感慨深いものがあります。
部屋には衣服をぶちこむと、しわ取り、除菌、消臭をしてくれる「LGスタイラー」という機械が設置されていました。ちょっと何かよく分からない(cv.富澤たけし)機械でしたが、確かにしわは取れました。一家に一台、LGスタイラーはいかがでしょうか。
ちなみに、お値段は¥200,000ほどです。うまい棒が20,000本分です。

左の冷蔵庫みたいなやつ

高校サッカーを見つつ、ごはんを食べに行きつつ、夜に戻ってTVをつけるとあの衝撃的なニュースが。
キャンセルになることも想定しましたが、搭乗予定の便は欠航・遅延の連絡がなかった為、運航を信じ、翌朝羽田空港へ向かいました。


電光掲示板を見ると、やはり欠航の便もちらほらと。
那覇行きは影響がなかった為、通常通りのスケジュールでした。

到着後、天気は曇りで「マンチェスターじゃん?」とイギリスかぶれムーブをかましながら、江の島とは180度異なる青い海に早速テンションが上がりました。
3泊4日で1泊は北谷、残りの2泊は糸満のホテルに宿泊というだけで
何をするかほとんど何も決めていない、ザ★無計画旅行です。とにかくオーシャンビューの部屋に泊まりたい!という欲があったので、1泊目は「oile by DSH Resorts」というホテルに泊まりました。

天気悪いね!

おそらくもとはマンションだった部屋をリノベーションしたかのような構造でした。段差でつっかかりかけたなんて言えません。特にやることも決めていないので、海沿いにある「猫の道」を寄ってからアメリカンビレッジに向かいました。

防波堤ねこ
ねむいねこ
ねこがあらわれた!の図(ダブルバトル)
R18指定

猫好きにはたまらない道でした。ねこちゃんスタンプラリーができるくらい沢山のねこちゃんがおりました。

アメリカンビレッジでは「じるや」というお店でつけ麺ならぬ和え麺を食べました。
特製のラー油をかけると辛さの調整が可能です。
卵とラー油とチャーシュー、麺が絡み合い、カルテットを奏でておりました〜〜絶品でした〜〜

お宝見つけてよかったね

途中、豪雨の中の豪雨が降りかかり、退散。
チピチピジャバジャバドゥビドゥビダバダバという感じで、ビショビショになりながらホテルに引きこもることにしました。
傘がほとんど意味を成しておらず、バッグもずぶ濡れで何故か中におくすり手帳が入っており、濡れてボロボロになっておりました。なぜおくすり手帳を持ってきたのか全く分かりません。
雨なので外にも出れず、Uberでタコライス(?)と枝豆を頼みました。アメリカンサイズで胃袋が悲鳴をあげておりましたが、しっかり美味しかったです。

翌日は荷物をホテルに預け、チェックアウトした後は特に行く場所も決めていなかったので、座間味城跡に行きました。

ボス戦の場所でありそう

丘の上にあるので、見晴らしは抜群!城壁にも登れるので、沖縄の青い海も見渡せます。
ゲームの世界ですと、おそらく城壁内の中心にボスが降臨しますね。いつボスが降臨するか不明なので、何かしらの武器を備えていった方が得策かもしれないです。私は半乾きのおくすり手帳を持っていきました。

丘から景色を見下ろすと、エメラルドブルーな海が広がっている場所を発見!特に行く場所も決めていなかったので、Googleマップを頼りにエメラルドブルーの海を求めてタクシーで向かいました。
方向的に「真栄田岬」という場所と推測。

今回、移動が殆どタクシーでしたが、全て違うタクシーの運転手さんに色々と話をお伺いしました。
1人目のタクシーの運転手さんは、元は沖縄出身で仕事で関東や関西を経た後、故郷に帰りタクシー運転手になったという経歴の方でした。
沖縄の方(タクシーの運転手さん世代 60代くらい)は関東よりものんびりとしている方が多く、ミスをしても助け合って対応されることが多いんだ、と仰っていました。助け合いの精神って素晴らしいですね。

なんやかんやで到着し、先に進むと海が広がっておりました。雲がとても邪魔ですが、海です。
ただ、海といってもあの丘で見下ろしたエメラルドブルーではなく……絶対どこかあるはずだ……と
岬付近の浜をGoogleマップで調査し、めぼしい浜を発見したので、徒歩で向かうことにしました。

結果、ビンゴでした。
まさに思い描いていたエメラルドブルー!の海が「ザネー浜」という浜で見ることができたのです。

リロイ・ザネー


浜に行くまでは狭〜〜い道?というかほぼ草むらをぬって下っていきます。
浜には、あまりにも美しいエメラルドブルーの海が広がっていました――。
天国とは、ザネー浜の事を指すのかもしれません。
今まで見た海の中でもトップofトップの美しさに興奮が収まりません。

息を呑む青って、こういう事なんだな
ここが映えスポットというやつ
MADE IN HEAVEN

こちらの浜、全然前情報なしに訪れたので知らなかったのですが、映えスポットとして有名らしく、後日、Aespaのウィンターもプライベートの沖縄旅行の際にここに訪れていました。
投稿の1枚目の写真を見た瞬間にリロイ・ザネー!!!!と心の中で叫びました。


ザネー浜を満喫した後は、また特にやる事も決まっていなかったので、付近にある「Cafe&Dining UNA」というお店でグリーンカレーを食べました。
まろやかな甘みと絡みが絶妙で、スプーンが止まら𝐍𝐢𝐠𝐡𝐭でした。お肉も柔らかくて味がしみて( ゚Д゚)ウマー

うますぎて飛びました


その後は特に周りに見るものもなかったので、嘉手納基地の敷地内を眺められる道の駅に向かいました。

丁度オスプレイの離陸の瞬間を目撃できたので、ラッキー!基地内には戦闘機もちらほらあり、肉眼で確認することができました。
ちょっとそろそろ次のホテルのチェックインの時間も迫って来ていた為、そのまま那覇空港にタクシーで向かいました。
タクシーの運転手は過去に嘉手納基地内のタクシー運転手をされていた方で、基地のことを色々と質問攻めさせていただきました。まあ、色々あるんだなぁ、人間だもの みつを という気分になりつつも、那覇空港に到着。ホテルへ向かうシャトルバスが出ているので、それに乗って向かいます。

2日間お世話になるホテルは、糸満にある「琉球ホテル&リゾート名城ビーチ」です。
できたてホヤホヤの新しいホテルで、内装全てがキラキラ輝いておりました。(近くで飼われているであろう牛のあの匂いが外にいると香るものの)結論、最高のホテルでした。
部屋は広々としており、こちらの部屋もオーシャンビュー!

窓からの景色パート1
窓からの景色パート2


何も考えずにただ景色を見るだけでも最高でした。先程から語彙力を失っておりますが、本当に最高だったので許してください。なお、反省はしておりません。

夜ご飯はホテル内の和食をフロントの方に予約していただき、念願の海ブドウ!とともにアグー豚の定食をいただきました。
アグー豚、本当に柔らかくて今まで食べてきた豚ランキングで上位入賞するレベルでした。

翌朝はホテル内のビュッフェに。

見てください。この絶望的に下手くそな注ぎ方を。
ハム・ベーコン・ソーセージの類がが2皿に分かれている上に、沖縄そば・すき焼きの組み合わせに加え、マンゴージュースです。
異文化交流も大事なので、そういう意味合いでこのチョイスにしました。ちゃ、ちちちちちちちゃ、ちゃんと意味がありますからね。

朝食後、どっか離島に行こうかな〜と思い、久高島に行くためにまずはホテルからタクシーで知念岬公園に向かいました。

まさにアサヒィ↓スゥパァ↑ツルァァァァイ↓のボイスを流したくなるほどのきよきよしい海。久高島に行くこと&斎場御嶽に寄りたいとタクシーの運転手さんに伝えていたので、待っていてくれました。

斎場御嶽は琉球王国最高の聖地と言われており、確かに中に入ると何か力が湧いてきそうな神聖な雰囲気が漂っておりました。何の力が湧いてくるかは分かりませんが、この地では絶対に約束を破ってはいけないような、そういう雰囲気です。(伝われ)

この斎場御嶽に行く際も先程のタクシーの運転手さんが待ってくれており、安心してフェリー乗り場に向かうことができました。
なんと、タクシーを降りた後にはほかほかのサーターアンダギーまでいただきました。
サーターアンダギーが倍以上美味しく感じた…
待たせていたのにサーターアンダギーを買ってきてくれてさらっと渡してくれるその優しさにキュンときました。ありがとう、ジャ○ーさん似の運ちゃん。色々世間話もしてくれて楽しかったです。

久高島に向かうフェリー乗り場にはねこちゃんがスヤスヤ寝ており、これが平和か…となりました。

久高島も神聖な島とされており、島内には人が中に立ち入れないような御嶽があります。
島にお邪魔させていただいている、という気持ちを忘れずに、チャリをレンタルし、島内を散策しました。
久高島の海もアサヒィ↓スゥパァ↑ツルァァァァイ↓……

関東に住んでると決して見ることはできない、美しい海にずっと圧倒されっぱなしでした。
また、自分って海が想像以上に好きなんだな、と気づきました。もしかしたら前世は海で暮らしていたのかもしれません。

久高島にも道端や広場にねこちゃんがたくさんおり、のんびり過ごしている姿に心から癒されました。

そんなこんなアナコンダという感じでホテルに戻り、
せっかくのリゾートホテルなので、ホテルに引こもることに。
晴れて海がさらに美しく映えており、思わずSugar baby loveを部屋で流してナァァーーーーーーー(高音)と歌ってしまいました。

夕方は外で沖縄そばのカップ麺をずるずるしながら、夕陽を眺め思いに耽りました

プッチ神父よりも天国にいるかもしれないです。
まだお腹がすいていたので、昨日と同じレストランで唐突に角煮を食べました。

お風呂に浸かりながら、We are the championsをウェンブリースタジアムにいる気持ちで熱唱するアラサー社会人。色々あるけど、こういう瞬間が最高に人生って楽しいよな。と実感します。

翌朝はまたまたビュッフェ。
メニューがあまりにもたくさんあるので、なかなか迷います。
後悔したくないので、とりあえずしらみ潰しに好きなものを注ぎまくりました。
フレンチトーストがあまりにも美味しくて、トータル5つ食べてしまいました。ふわふわでトロトロかつクリームも甘すぎずで絶品…
こちらのホテルのビュッフェは種類が豊富な上に、全ての料理が美味しいので、朝食アリで絶対に予約することをおすすめします!
クロワッサンもサクサク、ふわふわでバクバク食べてしまった……

そんなこんなで、最終日はチェックアウト後、那覇市内に向かいました。
あとは適当に散策&お土産買うだけの気持ちでいたので、またまた特に行く場所も決めず。

やっと沖縄そばも食べました。リアルに注文してから20秒くらいで出てきた。驚きの速さ。

なぜかカフェに入ってメキシコ風のサンドウィッチも食べました。


特にやることも無く、沖縄の博物館に行き、琉球の歴史や離島に生息している動植物の生態系を学びました。
その後は、免税店(DFS)で香水を2つ購入。
Chloeのこのラインは海外で見かけて以来、日本ではなかなか見かけなかったので思わずデカいボトルをチョイスし、Jo Maloneは夏によく使ってたライムバジル&マンダリンをチョイス。
どちらもウッディの香りが入っているので、華やかすぎず、強すぎず、どこか落ち着ける香りです。

と、色々あって(雑)出発前はお土産をたんまり買い、
最後に沖縄を感じようということでブルーシールを食べ、帰りました。


お土産の中で美味しかったのはこちらのお菓子です。

自分用にも家族用にも買いましたが、自分用は翌日1箱全て食べてしまいました。アカン。
空港に必ず置いてあるので、次行った時は自分用1、自分用2、自分用3…と5箱くらいまとめ買いしようと思います。

長くなってしまったので、沖縄旅行については以上となります。
冬はオフシーズンで海も入れないのであまり沖縄のイメージはないかと思いますが、冬でもコートを着ずに過ごせる過ごしやすさとホテルの安さ、夏に比べての人の少なさを考えると、
冬の沖縄はかなりオススメです。ホテルも夏だと倍以上に跳ね上がるので…

また気分次第で旅行記書きたいと思います。

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