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kintoneが人生を変えてくれたという話

どうも、あーけんです。
前回の自己紹介でこれまでのキャリアに触れたんですが、
今回はそこへの深堀りと「僕の人生をkintoneが変えてくれた」話について書こうと思います



Chapter1 一度エンジニアの道から離れる

ZOZOに至るまでに過去3社経験している私は、2社目への転職で一度エンジニアというキャリアから離れることを決めました。
じゃあ何になりたかったのか。それは「キャリアアドバイザー」です。

1社目でSIerをする傍ら、母校への採用広報活動としてリクルーター活動を行っていました。その他にも1年目から全然本務と関係ないのに、いきなり人事へ採用イベントの企画書を作って提案するなど、「なんでエンジニアになったの?」と思うくらい、超サブにやっていた採用の仕事が楽しく仕方ありませんでした。

5年目になり、仲良い同期がキャリアの再形成で他社へと転職していくのを見て、自分のキャリアについても考えるように。気が付けば転職活動をしていました。自身の条件とも合わずで苦戦の連続したが、なんとかやりたいことが出来そうな会社へ入社させて頂くことになりました。

「キャリアアドバイザー」という職種ではありませんでしたが、就活をする学生さんと交流する機会が多く、彼らに対しての価値提供を行うことができると期待に胸を膨らませていました。


Chapter2 理想とのギャップ。また転職。

2社目において、想像していたものとのギャップが徐々に見えてくるとともに、気が付けばkintoneを触っていました。(当時はなんで俺がkintone?ということもあり、好きになれませんでした笑ごめんね)
ここでkintoneやだいたい有名なプラグインはほぼ全て触ってました!

コロナ禍ではイベントのオンライン化をkintoneを用いて実装するなど、もう事業のDX化担当みたいな立場。これがしたくてここに入ったんだっけ?と考える中第一子が誕生し、プライベートの時間や経済面を気にし出しました。
気が付けば何社か転職サイトへ登録していました。

条件等を考えると、ここでまたエンジニアに戻ることが自分にとってベストな選択だと気が付き、kintoneを軸に転職活動をしていました!
人材業界だったら、大学のキャリアセンターとかが自分には向いてるんだろうな~とわかったのと、もうここまで来るとkintoneが大好きになっていたので、これで飯が食いたいと思い始めてました!そのはずが・・・


Chapter3 やっぱり俺にはkintoneしかない!

バックグラウンドがエンジニアだったこともあり、転職活動自体は前回に比べるとそこまで苦戦せず、いくつか内定を頂きました。
その中から、自分が新卒就活の時に第一志望だった会社から内定をもらえたこともあり、二つ返事で承諾。
SIer企業の情シス部門でした。これが3社目です。

ちなみにそこは一切kintoneはできません。もう軸ブレブレ。
完全に名前と経済合理性で承諾してました。

手が動かしたくて入社しましたが、職種はエンジニアではありませんでした。
正直何やっていたかあんまりよく覚えていません笑
とにかくExcelをずっと触っていた気がします。

こんなんじゃだめだと思い、外の世界を見る意味でも、ここで初めてのCybozuDays2021に応募

そこで日本航空株式会社さんの講演を聞いて、心中号泣。

成功方程式に関係する3つの要素の最後は「熱意」。
定性的だけど、DXを推進するってやっぱりこーゆー熱い部分があるからうまくいくんだよな・・・
2社目の時も、少しでも使いやすくデータの完全性が担保された仕組みを作ろうと、朝方までkintoneいじっていたよな~!別角度だけど熱を注いでたな~!と思うと、その日から頭にkintoneが残り続けていました。

ちょっと未練のある元恋人が夢に出てきて、その日からずっと考えちゃうあの現象と同じです!!!笑

そして、いつかこの舞台で僕も登壇してみたい!!!
そんな遠い夢を描いていました
(まさかこの2年後、その夢が叶うとも思ってもいなかった)

部署にどうにかkintoneを導入できないか、脱Excel(Excel管理すべきでないファイル)も提案しましたが、撃沈。
そんな時にwantedlyから今の募集枠を見つけ、速攻メッセージ。
これが最後のチャンスだと思いました。

カジュアル面談を経て、面接を2回。ひたすらkintoneでの実績をアピールしました。そして今私はここにいます。
※Chapter3においてはわずか10カ月。かなりの黒歴史だということは自分でもわかっています。笑


Chapter4 人生が変わった瞬間

入社後はkintoneを中心とした業務改善をやるだけでなく、Pythonを用いたSlackアプリの開発など、強味を伸ばす部分と経験を積む部分の両面をさせて頂いております。

結果何が変わったかというと、
「一週間早く終われ(=仕事好きじゃない)」から、
「月曜日早く来い(=仕事楽しい)」と思えるようになりました。
つまり仕事が楽しめる人生に変われたと思っています。
道中いろんなことがあり、ここまで来るのに多くの時間を要してしまいましたが、結局kintoneに出会ったから今があるんだなと。

最近、新卒の就活時「技術を通じて、ユーザーに”活用"という体験を与え、そこから社会に”活力”を与えたい」と言っていたことを思い出し、10年越しにそれがkintoneをきっかけに、kintoneを通じて少しずつ体現出来るようになったなと思いました!

日本航空株式会社さんの講演に聞いて再熱し、kintoneというツールが「僕の人生そのもの」をトランスフォーメーションしてくれた、そんな捉え方をしています。

新しい仕事に対しても、かなり前向きに捉えられるようになった自分の変わりように、自分が一番びっくりしています。


Chapter5 夢叶う

2022年3月にZOZOへ入社し、kintoneに携わることになってから、kintone Enterprise Circle へも加入させて頂くことに。
さらに今年、CybozuPartnerMeeting2023のユーザー代表として登壇機会を頂くとともに、なんとCybozuDaysにも登壇の機会を頂きました!!!!!
2年前にひそかに抱いていた夢がここに来て叶いました。
タイトルは「ぶっちゃけ、大企業でどうkintone使ってます?」大企業kintoneユーザー座談会!」。パネルディスカッションでした。

前日染めた赤髪で楽しそうにしてる、左から二番目の新井。悪目立ちしてるか終始心配している。 

これ、まじで楽しかった!!!
岩男さん、にしやん、本当にありがとうございました!!
そしてサイボウズ関係者のみなさま、本当にありがとうございました!!

これからもkintoneとともに、楽しく働いていこうと思います!

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