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明日の話を嫌う年寄

地球温暖化は現実であり、8月、9月の気温は上がり続ける。
その結果、植物は枯れ、食料の生産は難しくなり、、、、
という話をすると年寄は「暗い話は聞きたくない」と話を終えてしまう。

私は単に、昨日+今日=明日だよねって話をしているだけなのに「暗い話」なのだそうだ。

しかし気持ちはわかる。もう手遅れだから。
昼の温度が25℃を超えると「夏日」と表現するようですが、いまや4月で夏日到達です。今が、かつての夏です。これが夏です。

これから40℃へ向けて、さらに15℃ほど気温は上がっていきます。この、植物が生きていられる上限気温あたりまでを、私は個人的に夏ではなく「絶」と呼んでいるのですが、そのさらに上の名前を考えておいた方が良いかもしれません。

連想するのはアメリカのデスバレーの景色です。「死谷」ですって。
こちらは何と呼びましょうか。
中二病全開でいいと思います。

母なる自然を殺してみせたのですから「親殺し」でもいいですね。
被害者を気取って「子殺し」もいいかも。
戻れない所まできたので、賽の河原から「賽」とか。
神道でいうと黄泉平坂あたりが良いのかな?長いので「黄」とか。
皮肉たっぷりに「氷河期」というのも一興。
「絶」の次ですから「滅」が順当かもしれません。

一般的には興味関心が無いでしょうから「他人事」
老人や子供から死んでいくでしょうから「姥捨て」「爺捨て」「水捨て」
こういうのは女性よりも男性の方が弱いので「棒落とし」「種枯れ」
自分だけは助かろうとするでしょうから「お引越し」

食料が手に入らないので「断食」
外に出られないので「籠り」
電力不足で文明機器が動かないので「原人」
水も止まり乾くでしょうから「洗濯日和」
何もかも政府が悪いのだ、とか言うでしょうから「馬鹿」「痴呆」「愚」

何もかも政府だけが悪いのだ、とか言うでしょうから
「馬鹿」「痴呆」「愚」

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