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泳ぐように,飛ぶように走る

我々が走るとき、地面との接触時間は少ない方がいい、とされます。実際に走ってみるとたしかにその通り。ところが、動物の走り方はまるで違います。接触時間は、蹴る送るという周回する足の動きのなかで半分くらいを占めます。

この差が生まれた理由について、ヒトが2本の足で走ろうとするからとか、ヒトは重心位置が高いからとか、いろいろ考えますがどれもなんか違和感があります。

さて、ところで、ヒトって4つ足の動物のように走ることって本当にできないのでしょうか?陸上競技の短距離走で人がチーターのように走り、時速80キロの速さに達したとしたら、面白いと思いませんか?現在の世界記録の倍の速さです。

腕と足に義足ブレードを付ければ可能やも。手に何かを持ったまま早く移動できるかもしれない。

チーターの走る姿って、なんて美しいのでしょうね。まるで泳いでいるようです。あんなふうに走ったらどんな風景が見られるのでしょうか。そして、あのくびれです。

キリスト教的な「神、人、それ以外という序列は絶対」とする価値観では、人間が動物の真似をするなどということは受け入れられないことでしょうが、我々には関係ありません。早く走れるなら、面白いなら、そんな競技やゲームがあってもいいですよね。

新しい格闘術としても面白いかもしれません。相手の視界の下へ素早く移動しながら、必要に応じて立ち上がり、制圧する。かなり下から攻撃できるので、ボディアーマーの隙間が選り取り見取りです。「格闘する相手として犬は厄介」と聞いたことがあります。自衛隊や警察の方がそういう急行と、接近、制圧の新たな選択を得るのならありですよね。

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