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#40 適応障害から立ち直った時のこと

自分のことは自分がよくわかっています。
私の場合、余計なことをしがちで、少し人より時間を取ることもあります。

「そこまでする必要ある?」とか
「その手間いる?」
とか言われることが多いです。
その一手間の微差が大事なんだな~と思いつつ、人がやらないことを率先してやろうとするタイプです。

さて、先日記事を読んでいた友達からプライベートで質問がありました。
「適応障害の時、どんな気持ちになったか?何があって立ち直ったか?どこから治ったと思ったのか?」です。

適応障害から立ち直ったワケを1つずつ細かく述べていきます。
当時の経験から今でも大事にしている教訓は多いので、一度真剣に振り返ります。今、実際悩んでいる人が1つの参考になれば幸いです。

↓『適応障害になった時の話』はこちらからご確認下さい↓
https://note.com/ariyoshi3/n/n3202025706de

適応障害の時、どんな気持ちだったか?
気持ちで言ったら常にブルーでした。「なんてダメなやつなんだ」とまでは思っていませんでしたが、
「なんで頑張ってるのに、こうも周りにディスられるんだ?」
「どうやったら上手くいく?」
と常に考えて、悩んでいました。
仕事も上手くいかず、プライベートもグチャグチャ、と良いことがないので悲観的になり、悪いループに入っていました。
悪いループをどうにか断ち切ろうとちょっと無理をするのですが、その無理も上手くいかず、失敗して落ち込む。みたいな感じです。

何があって立ち直ったか?
立ち直れた理由は大きく分けると4つです。
・エネルギーのある人と出来るだけ一緒にいるようにした
・今や過去を悩むより、これからの事を考えるようにした
・早寝早起き
・予定を埋めた(予定を決めた)

エネルギーに溢れている人、明るい人と一緒にいるようにしたことが一番効果的でした。
エネルギッシュで明るく、太陽みたいな人がたまにいると思います。どんなことでも笑って乗り越えて、目の前の人に寄り添える懐深いポジティブな人です。私の周りにはそういう懐深いアニキ達がいたので、アニキ達と出来るだけ一緒にいるようにしました。
明るい人たちと一緒にいると、自然と自分もつられて明るくなっていきます。
寒い中、火にあたりに行く感じです。

そういう話を笑い飛ばすかのように明るく聞いてくれるアニキに思っていることを相談しました。
そうすると、笑いながら
「その経験を踏まえてこれからどうするのかが大事。今は休んでも良い。そんな時もある。けど、その経験が活かせるよう大きく成長する方が、ずっと楽しい。
本当に人に寄り添えて共感できる人は、同じような経験をしたことがある人だけ。だから、俺は本当の共感はできてないかもしれない。だから頑張って理解したいと思ってる。お前にしかできないことはたくさんある。」と言ってました。
この一言があったから、すぐに上を向いて頑張ろうと思えたのは間違いありません。

その話を踏まえて実践したことは、早寝早起きと予定を埋めたことです。
遅くまでだらだら起きているから、ネガティブに考える。
予定がなくて暇だから、余計なことを考える。
落ち込んでいる時ほど、正しい、健康的と言われる生活に拘ってリズムを整えました。その時ぐらいから朝日で目覚めるようになりましたね。

どこから治ったと思ったか?
正直わかりませんが、1か月ぐらいで立ち直ってました。
1か月の間にこの先の人生でしたいこと、期待で胸が躍るようなことを紙に書き出しました。
120個は書いたと思います。(時間はあったので)
そうすると、自分に何が必要か、何をするべきか、自分はどうあるべきかが少しずつ見えてきます。
見えてくると行動したくなります。やるべきことを明確にして、達成するまでのプロセスも全部楽しむように切り替えました。やらない理由は何かと作りがちですが、やる理由を作る人は私の周りにはあまりいません。そうやって行動し始めると、自然と下を向いていた顔が上がっているものです。
ただこの時決めた目標で、アニキが私に火を当てて暖めてくれたように、次は私が誰かに火を当てていくと決めました。

今は好きなことをやりつつ、仕事もプライベートも両立できた生活が出来ています。
アニキの一言がなければどうなっていたかわかりません。
何はともあれ、適応障害は自分と向き合い、これからを考えるきっかけになりました。今思えば、経験してよかったなと思います。
何かに落ち込んだり、下を向いている人は早寝早起きと予定を詰めるところから始めてみてはいかがでしょうか。私で良ければ相談乗りますよ。

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