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詩のごときもの

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詩のごときものです。見よう見まねで作っています。
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2020年6月の記事一覧

3.道路工事の詩

道路側からしたら、頼むからやめてくれと言わんばかりの、重機を用いた水道管工事。

もちろん、公共事業として、インフラの整備をするのは、意義深い。

しかし最も重要なことは、

われわれは、

公共の道路をいったんめりめりと破壊してから、

のちに修繕することが、

楽しくてたまらないということだ。

若しこの仕事につきたいと希望するならば、

その感情を志望動機に書いておいて損ではない。

1.樽美酒研二の詩

樽美酒研二が持ってる棒、というものがある

白くてくにゅくにゅの棒で

それは樽美酒研二と同じ時空間、

その時にしかお目にかかれない

ほかで確認できるチャンスは一切ない

あの白いくにゅくにゅの棒で叩かれたら

一切の理性を失ってしまうかもしれない

なぜなら

ほとんど存在しないものに殴られているわけなのだから