カスタマーはジャーニーしていない?
顧客行動のファネルは世の中に数多く示されていると思います。当社のBtoBビジネスにおいても、大まかには同様のフローを踏んでいると予測されます(アナリティクスやメルマガ結果などから把握できる数値を参照することにより。)
しかし、Googleの提唱するパルス型消費行動で示されているような例や
BtoBマーケティング偏差値UP(日経BP出版、庭山一郎 著)にも示されているように必ずしもカスタマージャーニー通りにはステップを踏んでいないことも指摘されています。(Googleのモデルはスマホ時代のBtoCが中心ではあると思いますが。)
少なくとも、見込み顧客が順番にステップを踏むようなジャーニーは踏んでいないことは確かだろうと思います。実際は、社内事情による突然のニーズや、ただタイミングがよかっただけなど、想定していない行動遷移が大半なのではないでしょうか。
BtoBマーケティング
上記を前提として、見込み顧客がきれいなステップを踏む必要はありませんが、”ビジネス向上のため”、”見込みユーザーの顧客化”に向けてどのようにかアクションをとっているわけですが、ある程度ファネルのどの位置に対してのアクションなのかは意識しています。
最後に
マーケティングチームとして、どのフェーズに対してどのような目的を持ってアクションを行っていくかが求められると思います。そして、なぜジャーニーしないファネルを題材に示しているかというと、セールス活動とマーケティング活動が分離しないように意識したいという意図です。(普通に活動すると、距離が遠くなりがちかと思いますので)
すべきことがたくさんあるので、どこで見込み顧客とタッチポイントを持っておかなければいけないか、顧客行動の一連の流れで効率的な箇所を掴んでおきたいと思っています。