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さよならちびまる子ちゃん

ちびまる子ちゃんを初めて読んだのは20歳ぐらいのとき。当時、私が組んでいたバンドのギターリスト「タクちゃん」の家で家飲みしていた時だった。

「これがほんとのタク飲み!!」といってはしゃぐのが当時お気に入りのネタだった。馬鹿ですね~。(笑)


タクちゃんがギター片手に「それおもろいで」といって、私に投げてよこしたマンガが「ちびまる子ちゃん」だった。タクちゃんは、ゴッテゴテのハードロッカー。ギターサウンドなんてギンギラギンで頭髪だって剣山の様に逆立っている。ライブの時はアイシャドーで目の周り真っ黒だったりもする。そのアイシャドーが汗で溶け出して、ライブ中デビルマンになっていることもしばしば。


一見するだけだとかなりデンジャラスな風体のゴリゴリのギターリスト「タクちゃん」の部屋は数え切れないほどのギターで埋め尽くされいる。ちなみに何故かベースまで何本かあった。


そんな男の部屋の片隅から出てきたマンガが「リボン」の「ちびまる子ちゃん」ですよ。思いっきり、ギャップ萌えじゃないですか!!!!


「リボン・・・少女漫画ねぇ」いぶかしみながら、私は「ちびまる子ちゃん」を手に取り、紫煙をくゆらせつつバーボン片手に読みふけった。その時の衝撃は今でもよく覚えている。面白くて、面白くて腹を抱えてタクちゃんの部屋で転げまわって大笑いした。


そうこうしていると、アニメが始まり、あれよあれよという間に国民的アニメになっていた。


サザエさん。ドラえもん。アンパンマン。クレヨンしんちゃん。長年愛され続けている、国民的アニメの作者がみんな亡くなっていった。そしてちびまる子ちゃんまで。悲しみは図りしれない。(涙)


青山 剛昌先生ちゃんと人間ドック行ってくださいね。お体大切にしてください。


よし!!こうなりゃ、「ときわ荘」最後の生き証人、レジェンド安孫子 素雄先生には100才まで長生きして頂かなけば!!


さくらももこ先生。こころより、ご冥福をお祈りします。


(*- -)(*_ _)ペコリ

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