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メマリーえっせえ

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メマリーさんがつづる、つれずれ、ずれずれ、さわやか、ふにふにえっせえ。
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2019年8月の記事一覧

赤ヘル愛

勉強会で広島大学に行った時のお話である。広島には同窓生がたくさんいることもあり、半ば同窓会気分での出席だった。 まぁ、勉強会はさておき、夜の飲み会がメインイベント。これが上手い。この酒が上手いと出されたものをすべて平らげ、飲みに飲んで、酔いに酔い倒してすべて路上にリバースしてホテルへと帰った。 次の朝、広島人にたたき起こされ眠い目をこすって連れて行かれたのが広島市民球場。 ファン感謝デイだとかで、数万人のファンが押し寄せていた。 「わくわくしますね。」とウキウキ気分の

北斗神拳に喧嘩を売る女

「北斗の拳」 言わずと知れた漫画ですよ。男子のバイブル。私なんて北斗の拳とガンダムを知らない女とは付き合えない。と公言しちゃってるぐらいですよ。まぁ、飲んだらアニメ話&漫画談義と相成るわけです。 以前、昔なじみと飲んでいたら、女子の一人が「私あのマンガ嫌い」と突如言い始めた。 心の聖書を怪我された訳です。頭の中でカーンとゴングが鳴りますよそりゃ。「なぬ〜〜」です。 ビールジョッキ片手に肩をせり出し。じっくり話を聞かせてもらおうじゃないか、えぇ。ってな具合で机に身を乗り

大阪弁講座

私は以前仕事の関係で、群馬県の群馬町と言うところに住んでいた。群馬県群馬郡群馬町。なんと、群馬がフィーバーしていた。 (現在は群馬町は高崎市に合併されてしまったため幻の群馬フィーバーとなってしまった) 群馬の皆様は県外から流れてきた得体のしれない関西弁を話す私を快く迎えてくれ、親身になってよくしてくれた。なかでも、同僚のS君は「県外からだったら友達もいなくて寂しいでしょう」と既婚者だと言うのに独身の私をおもんぱかり、なんども合コンを開いてくれたほどの親身度。 ありがたい。

人生の楽園

家に間違って買った棒がある。長さが 100cmほどの木の棒。一見、子どもの折檻にしか役に立ちそうにない棒。 (私が小さいときは、オカンに竹ぼうきの柄でどつかれまくりました。こんな棒がもし、私が幼少の頃、家にあったらと思うだけでも恐ろしい(笑)) 「麺打ち棒が欲しい」 ある時ふっとそう思った。 よし、形から入ろう。 私が毎週録画で欠かさず視聴している番組「人生の楽園」 子育てが終わり、仕事もひと段落ついた60歳という年から、健康寿命の終焉を迎える75歳までの間。(

肉食・草食・ロールキャベツ系男子 ・そしてアスパラベーコン男子。

今日は草食系男子について考えてみよう。草食系男子を語る際に、重要なファクターがあります。それが、社会心理学で出てくる、認知的不協和ってやつです。 認知的不協和には有名なお話があります。 あるところに、キツネが歩いていると、たわわに実ったなんともおいしそうなブドウを見つけました。しかし、キツネはそのブドウを食べようとジャンプしても、高いところに実をつけているそのブドウには、あと一歩というところで届かない。いくらジャンプしてもダメ。そこでキツネは、あまりの悔しさから 「どう

逃げてばかりの男

昔一緒につるんで芝居を作っていた連中と、久しぶりに飲んだ時のお話。 いや〜解散して20年近い月日が流れているというのに瞬時に若かりし当時に帰れる仲間。素晴らしいですね〜。 何と言っても劇団に入団してきたころまだ高校生だったやつが、アラフォーだってんだから驚きだ。 ついでに言うと、そいつが一番出世頭。本を何冊も出版してテレビ出てとまさに八面六臂の大活躍。素晴らしい。当時は一番下っ端だったのにね〜。 10人近く集まった中で芝居を続けている奴は一人だけだった。それは、それでちょ

ドラマ撮影

むか〜し、昔。私がまだ、若くて若くてどうしようもなく、脳みそが明後日に向かってしまい、なにを血迷ったのか、役者なんぞをやっていた頃のお話。  「次はNHKです。よろしく」と、マネージャーさんから台本を手渡され、一路大阪城のほとりにあったNHKへ意気揚々ドラマの収録に行ったのでした。  当時目つきの悪さを事務所の社長に買われ、ヤクザ役やサラ金の取り立て屋なんて役しか回ってこなかったのですが、まぁ一応台詞付き、役名付きでギャラもそこそこ、バイト代程度にはなっておりました。

課外活動

高校一年春のことである。悪友Tから電話がかかってきた。 「バンドやろうぜ」 という内容の話だった。当時は、バンド全盛期。ボウイにブルーハーツ、バービーボーイズと人気アーティストがメディアを賑わせていた時代。 その当時、まことしやかにふんわりと高校生男子の中で流れていた怪情報があった。それは、バンドマン=女にもてる。と言う図式だった。 元来、女好きで名を馳せていたTもその噂にどっぷりつかってやろうという計画だった。Tの熱心な勧誘にとうとう根負けした私は、バンドを始めるこ

私のセックスの回数って多いの?少ないの?

山田詠美さんの「ベッドタイムアイズ」を読んでみた。なんらかしかの賞を取っている作品だ。 ん〜。 黒人さんとのセックス、ドラッグ、DV、レズ。終始それ。 ん〜。 この前に読んだ、渡辺純一さんの「桜の木の下で」も終始親子どんぶりな話で…ん〜。 その前は、田口らんでぃーさんの「アンテナ」「コンセント」「モザイク」三部作。 いやはやである。意図的にそんな作品ばかり、選り好んで読んでいるわけでもないのだが、たまたま続いてしまった。 ん〜。 セックスなお話はやはり鉄板なの

部屋が片付かない

本棚を整理していて、思わず横山光輝祭りを開催してしまった。 そこで私の好きな武将をちょっと紹介。三国志の英雄。その名も高き陸遜くん。183年〜245年。呉のひと。コーエーのゲームでも美形で人気のある武将だ。後に「いにしえの孫子にも劣らぬ」と称賛を得ることとなる、呉きっての天才軍師陸遜。 しかし、それまでの道のりは、順風満帆なものではなかった。若く無名で身分も低い陸遜に対する、同朋からの風当たりは相当に強かった。 「文弱の徒」「書生の理論」と散々なことを言われ、なかなか周

あべのハルカス

あべのハルカスに行ってきた。これが、あの天王寺の駅前か~。と舌を巻く。私は昔この辺りに勤めていたことがある。チンチン電車の乗り場前の立ち食いうんどん屋で毎朝、朝食を取っていた。 商店街を一歩入れば、そこは連れ込み宿がずらりと並ぶ、長屋通り。当時、天王寺公園には浮浪者のおっちゃん達が、村を形成していた。しかし、行政指導でブルーシート村は崩壊した。 その後、天王寺公園はカラオケ天国になった。天王寺から動物園までの一本道。衣装を着けてカラオケを歌うおっちゃんおばちゃん達で溢れか

赤ら顔のおっちゃんたち

とんでもなく若いころ、大手を振って、プータローをしていた私は、大きなギターケースを抱え、ぷらぷら大阪天王寺駅をさまよっていた。停車していた夜行バスが目に入り、何を思ったのか気付いた時にはバスに乗り込んでいた。 着いた先は鹿児島。 何の考えもなしに来たものだから、着替えもなければ地図もない。 ポケットに手をやると夏目漱石が二人グシャッと可哀そうな姿で現れた。  とにかく腹が減っていた。 「商店街は何処だ」と街ゆく人に聞きもってようやく、商店街に辿り着く事が出来た。商店街

ぼくの悪童日記

ぼくのポリコ戦争を書いたので、ちょっとノスタルジーにひたってみよう。アホでアホでしょうがなかったぼくの中学生日記。30年以上前なので、時効ってことでよろしくお願いします。 「ぼく、女子トイレ覗いてみたいねん!」 真剣な面持ちで僕たち悪童連に話を持ちかけてきたのは、A君だった。A君は私たちと違ってとってもシャイで内気な少年だった。そう、あれは中学3年生の秋。未だ見ぬ想像上の絶大なる憧れ「女体」で頭の先から足の先まで埋め尽くされていたときのお話。 このA君小学校の時、将来の

ラーメン哲学

私は大のラーメン好きである。 そもそも、中華料理であるラーメンをどうしてこんなにも私は、愛しちゃっているのか? という、疑問を抱いてしまった。 抱いてしまった以上、ちょっと分析・哲学してみたいと思う。 ラーメンと言えば、設立以来、幾度となく足しげく通った、ラーメン博物館さんである。ここは、すばらしい。何度行っても楽しい。 歴史を知れば、日本人のラーメン好きのルーツが分かる。ということで、ラーメン博物館さんのホームを張り付けてみた。 ふむふむ。なるほど、そうなのか~