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谷川とむ議員「離婚しづらい社会健全」発言 ―共同親権派の本音が明らかに

 4月5日、衆議院法務委員会で自民党の谷川とむ議員が、離婚後共同親権に関して、「離婚しづらい社会になる方が健全だ」と持論を展開しました。
 谷川議員は、旧統一教会と「つながりが深い議員」と知られており、「耐えられるDV」発言の柴山昌彦議員が会長をつとめる共同養育支援議員連盟にも所属しています。

※タイトル画像は、𝐄𝐌𝐈𝐋さん投稿  より。


共同通信 「野党から発言を疑問視する声が相次いだ」

共同通信および地方紙各紙が、谷川発言の発言を取り上げ、「野党から発言を疑問視する声が相次いだ」と報じています。

「離婚しづらい社会健全」 自民・谷川議員が発言
(2024年4月5日 共同通信)
衆院法務委員会で審議中の離婚後共同親権を導入する民法改正案の質疑で5日、自民党の谷川とむ氏が「ドメスティックバイオレンスや虐待がない限り、離婚しづらい社会になる方が健全だ」と述べた。


X(Twitter)上でも批判が広がる

発言場面の動画投稿は、約58万表示と注目され、「離婚を制限するために共同親権がほしいという露骨すぎる本音」「DVや児童虐待が認定されないと離婚出来ないってひどい」など批判の声が広がっています。


谷川とむ議員 旧統一教会とのつながり

谷川とむ議員といえば、自民党が公表した旧統一教会と「つながりが深い」議員121人の一人。「関連団体の会合での講演」「関連団体の会合での挨拶」が明らかになっています。


谷川とむ議員が所属する「共同養育支援議員連盟」とは…

離婚後共同親権を導入する民法改正法案は、通称「子連れ別居禁止法案」とも呼ばれています。
法務省に強い圧力をかけながら、この法案を推進してきたのが、共同養育支援議員連盟であり、幹部は、いわくつきの議員だらけです。

柴山昌彦会長 「耐えられるDV」発言

会長は、「耐えられるDV」発言で有名な柴山昌彦議員。柴山議員は、子連れ別居した妻を刑事告訴する運動を後押ししてきたことでも知られています。

嘉田由紀子幹事 DVシェルターの場所をYouTubeで晒す

幹事の嘉田由紀子議員は、共同親権運動の集会の場で、DVシェルターの場所を晒し、その様子はYouTubeで世界に配信されました。

三谷英弘事務局長 橋本元棋士によるSNSでの加害行動を”後押し”

事務局長の三谷英弘議員は、橋本元棋士がSNSで妻子へ加害的な投稿を繰り返していたこと関連して、「どういう手段でも良い」「成功事例として横展開できるかも」などと発言しました。
その後、橋本元棋士の行動はエスカレートし、元妻への名誉棄損、さらには殺人未遂で逮捕されています。


与党は、離婚後共同親権について、早急に審議を打ち切って、法案を可決することをめざしています。
このような議員たちが推進する法案を、このまま通してよいのでしょうか?

<関連記事>共同養育支援議員連盟


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