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「リラ荘殺人事件」読了

「リラ荘殺人事件」鮎川哲也 著 読了
角川書店
紙のページでの長さ:385ページ

正統派クラシックミステリー。
初版が発行されたのは昭和51年(1976年)ってことなので私が生まれる前!時代を感じる登場人物の服装や言葉遣い、独特の世界観。犯罪捜査も45年近くも前なら微妙に異なるんだろうな。

リラ荘を七人の芸大生が訪れた翌日から、殺人鬼の活動は始まった。老人が殺され、死体の横には学生のコートと、スペードのAが。それを機に別荘で次々と起こる殺人、凶悪無残な殺人鬼の正体とは?

見立て殺人、不可能犯罪、アリバイトリック。
音楽科と美術科の学生7人が関東山奥の「リラ荘」を訪れる。その別荘は曰く付きの別荘。そこで巻き起こる連続殺人。雰囲気に飲まれて推理することを放棄してしまったけれど、犯人とトリックがわかって仕舞えばなんのことはない、とても単純な話。独特な書き方に惑わされてしまったよね〜。

★★★☆☆ 3.5

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