自分の進みと世の中のスピード

自分の進みと、世の中のスピードに目が向くことがよくある。

毎日、世界はどんどん新しくなって、昨日は無かったものが今日生まれるし、昨日あったものが今日は無くなっている。

そんな世の中の移り変わりに合わせて生きてゆくことが、仕事でも生活でも求められることを楽しめる時もあれば、疲れてしまうことだってある。よほど、パワフルな人ではない限り、そう感じる人は多いと思う。私もそう感じる一人だ。

この世の中の波にどう乗っていけばいいかを考えることが楽しい時もあれば、世の中のことなど考えたくないし、自分の速度だけを見てゆっくりしていたいと思う時もある。

世の中の速さを見ながら、自分の進みを意識することは、実はとても高度なことだと思う。当たり前のように、それが求められる時代だけれど、実はとても訓練が必要だ。

世の中のスピードについて行き過ぎると、人によっては疲れてしまったり、逆に自分の進みだけを見ていても世の中のことが見えず、うまく行きずらいことも多かったりする。

だから元気な時には世の中のスピードをよく見て、すこし疲れた時は自分だけの歩みを見て、とりあえずは、その繰り返しでいいのだと思う。