詩「おかえり」

「おかえり」

影を落とした電柱柱
夕焼けの向こう側からやって来る冬

物干し竿に引っかかった思い出と
どこからか聞こえてくる電車の音で
昼間の夢から目が覚めた

あれは五年前の春で

青空のした
きみはちょっと無口になり
そんなきみに
ぼくは飲みこまれてしまった

十一月の春のひかり

いますぐ隣で君が 小さな寝息が
まるまって横たわっている

‐‐‐‐‐‐‐‐
すこし前に自作の詩を書いてみました。
今、この詩にメロディをつけている途中です。これを歌にして歌ってみたいなぁと思い立って、思案しています。曲を作るのは初めてですが、歌うのが好きなのでワクワクしています。

何かをつくって、小さくても発表するってとてもいい。

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