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マヨなしポテサラの作り方

ポテサラにおけるマヨネーズの役割を因数分解して、マヨなしでも美味しいポテサラのレシピを研究しました。


ポテサラにマヨネーズを入れる目的は大きく2つあります。

1コクを出すため。
ポテサラの、なんとも言えぬ背徳的でギルティーな深い旨みは油分に由来しているものと思われます。炭水化物と脂質は脳が喜ぶ幸せの組み合わせ。

2酸味を加えるため。
油分だけが多いと、胃もたれしてしまいます。そこで、お酢を加えてあっさりと食べやすくする工夫が必要になってきます。

この2つの目的を同時にかなえてくれるのが、マヨネーズ。
そもそもマヨネーズはお酢と油を卵の乳化作用で混ぜ合わせて作られた調味料なので、ご納得いただけるかと思います。


つまり、マヨネーズは入れなくとも茹でたお芋にお酢と油分さえ加えて潰せば、ポテサラができるというわけです。マヨなしだと卵も入らないですし、油の量も自分で調整できるのも嬉しい。
そして自分で作って驚くのですが、存外油分は少なくても美味しいのです。

このレシピでは、いろいろと試した中で私が一番美味しい!と思ったマヨなしポテサラの作り方です。


マヨなしポテサラの作り方

作り方や細かい調理フローのイメージは動画にあります。farm to tableな感じで芋を掘りからしてますが、ポテサラの調理部分は2分をすぎたあたりからです。


材料(作りやすい量)

・じゃがいも 中8個分くらい
・人参 普通サイズなら1/2本 間引いた小さい人参なら3本くらい
・エキストラバージンオリーブオイル 大さじ4
・お酢 大さじ3
・岩塩 適量

お好みでフレッシュハーブを入れるのがオススメ。
我が家ではフェンネルを入れるのが定番です。
お酢はなんでもいいですが、マイルドなものの方が食べやすいです。私はリンゴ酢を使っています。


【手順】


じゃがいもと人参を綺麗に洗い、カットします。

じゃがいもは1/4くらいのサイズに。人参はいちょう切りか、間引いて小さいものなら輪切りで良いです。

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じゃがいもと人参を茹でます。

じゃがいもは水から茹でましょう。ほっくりとしっかり火が通るまで茹でてください。

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別の鍋を用意すると洗い物が増えるので、じゃがいもの鍋が沸騰したらそのまま人参を入れて一緒に茹で上げてしまうと楽です。

もちろん、別茹でしても大丈夫です。


じゃがいもを潰します。潰すときに、大きな皮は取り除きましょう。しっかりと茹でると皮が浮くので綺麗にむけます。

皮は、多少残しておいても食感と味が楽しめます。

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別茹での場合は人参を加え、熱いうちにお酢、オリーブオイル、岩塩も加えます。

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木べらでさっくりと混ぜ合わせ、お好みでハーブを加えれば完成です!

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トマトをあしらえば彩も鮮やかでかわいい。

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油分やお酢の量は自分の好きな味になるよう、調整しながら作ってみてください。

いろいろな種類のオリーブオイルで作り比べてみても、毎回味が変わって楽しいです。私はギリシャのエキストラバージンオリーブオイルで作るのがお気に入り。

note書くときのコーヒー代や、クロエちゃんへのスペシャルおやつ代にさせていただきます٩( 'ω' )و