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【42歳、学生です。】御礼と芸文科としての考察

【42歳、学生です。】
11月26日をもって無事、終幕となりました。

お越しくださった皆様、お気にかけてくださった皆様
ご高覧いただきありがとうございました!
また、Instagramでもお伝えしましたが、お世話になっている方々よりいただきましたアドバイスや指導が興奮してしまうほど目から鱗で、心より感謝申し上げます。

会期が終わった今後も色々なご意見をいただくかと思いますが
今回、心底開催してよかったという気持ちです。

様々な面で驚いてくださる方が多く、中でも
通信制でも絵を描くということに驚かれる方も多かったです。
あと芸文科なのに絵を描くのかと驚かれる方も多かったです。

そして、芸文科なのにアーティストが本業であることに驚かれる方も多々いらっしゃいました。

会期でもパネルや口頭で説明させていただきましたが
芸文科は、いわばアーティストをプロデュースする側について学べる専攻です。

学校の説明としても
「歴史や理論やアートを知的に研究する、真摯な研究者、優れた鑑賞者を育てる。
自分の視点で作品を捉え、発見を引き出し、それを人に伝えて共有することで、より広く、深いものになっていきます。鑑賞し、自分に感じて楽しむアートを、文化の所産として知的に理解し探究する対象として捉えます。アートについて調べ、疑問をもって主体的に考え、その成果を他者が理解できるように客観的に表すための視点と方法を、体系的に学びます。」※MAU通HP学科説明より引用、抜粋
こういったことを目的としています。

さて、この学校の説明も含め、改めて今回の課題展を考察してみると
この課題展は私が芸文科だからこそ、開催すべきだった会期であったと考えられるのです。

上記にMAU通HPに記載されている
その成果を他社が理解できるように客観的に表すための視点と方法
これを私の会期にあてはめると
現在までの成果をご高覧くださる方に理解いただけるよう客観的に表すための視点と方法
このようであったと考えております。

内心、隠しておきたい課題も臆面もなく展示いたしました。

無論、私の力不足もございましたし、努力が足りなかったのでは?と思う面々も、いつもの個展同様に反省点はありつつも
私の目標としていた”知っていただく”ことに近づいてはいたのだと、皆様から頂いたご意見やご感想で感取できた次第です。

自己満といわれればそうではございますが、課題展に限らず個展は自己満あってこそなので間違いではないと許諾しています。

ボタニカアートスペースの中で2番目に大きな壁を一面レポートで埋め尽くすという、暴挙にも似た展示ではありましたが、課題展という博物館要素が強くなりそうな会期の中、私らしさを出せたと思っています。

もちろん知人、友人は私がアーティストとして活動していると承知の上でご高覧くださっていたと思いますが、インスタのストーリーで投稿するあの弱音の行方を感じとっていただけたのではないかと思っております。
そして、アーティストを本業とする私が何故、芸文科を専攻したのかを多くの方に知っていただけたこと、幸甚です。

”涙をもって種まく者は、喜びの声をもって刈り取る”

この度も本当にありがとうございました。

3日くらいぼーっとしたいところですが、shopの企画展間近であることや
2週間後に富士宮市での個展が迫っているので引き続き気張ってまいります。









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