見出し画像

自分が自信を持って提供できるものを売る商売がしたい

こんにちは!オーストラリアワーキングホリデー出発まであと24日。
今日は準備に関するupdateがなかったのでワーホリ中に考えたいことについて考えてみました。

ー*ー

私は今、IT企業でインフラエンジニアをやっています。馴染みのない方のためにざっくりいうと、ITの世界にもインフラというものがあり、それらが24時間365日ちゃんと問題なく稼働できているかという管理、メンテナンスをするお仕事です。私たちの生活で言う電力や水道と同じように、インフラが止まるとそれらを使ってお仕事をしている人たちに影響が出てしまうため、非常に重要な役割を担っています。

新卒で初めてITの世界に飛び込み、インフラ業務に約5年携わりましたが、残念ながら私にはなかなか合わなかったようです。
やっていることが合わなかった、人が合わなかった、いろいろと考えられる原因はありますが、最近気づいたことがありました。

ー*ー

インフラ業務、といっても様々な種類はありますが、私は様々な会社の製品を利用、稼働させる業務を行っています。インフラ利用者の依頼に基づいて作業を行ったり、日々発生するトラブルの解決など、やることは多岐に渡ります。

もちろん自分が利用する製品については、問題が起きたときにある程度の切り分け、解決ができる程度の知識・技術は身につけなければなりません。
それなりに勉強してきたつもりではいますが、それでも、どうしても分からないことというものは出てきます。機械は0と1の世界でできているので、一つの製品の中にも無数の仕組みが組み込まれています。私も他のメンバーもわからないような細かい内容は製造元にお尋ねするしかありません。

問い合わせを上げるとプロフェッショナルな回答が返ってきますし、自分の知識も深まるので良いのですが、それを何度も繰り返していると、この一連の作業に疑問を持つようになってきました。
例えば技術的に難易度の高い問い合わせをを受けた場合。自分や周りの誰かが分かることであればその場で回答しますが、わからなければ問い合わせを上げて、得た情報をもとに回答をする。
それって、自分はただの仲介役なのではと思うようになってきました。

仲介役である自分の価値って?なんで私は仲介役という立場にネガティブな感情をもつのだろう?
そんな質問を自分に投げかけているうちに気づいたことがあります。

ー*ー

私は仲介役ではなく、「自分たちがモノ・コトを作り出し、自信を持って提供できるものを売る商売がしたい」のではないだろうか。

ー*ー

言葉の選び方が正しいのかどうか迷いはありますが、言いたいことが伝わると嬉しいです。例えば、自社で製品を作っているのであれば、自分たちが製品のすべてを知っています。どんな問い合わせが来ようが、自分たち以上にその製品のことを知っている人たちはいないのです。もちろん、社内で仲介役的なことをすることはあっても、製造元との距離は全く違います。自分たちがモノを作っていて、本当の意味でよく製品のことを理解しているからこそ、自信を持って提供できる。そんな姿に憧れます。

私の今までの不勉強を指摘されればそれまでかもしれません。別に製造元にいなくても学べることはあるのに、それを全部学んだ上で言っているのか、と言われるとそうではありません。でも、どうしても今の業務分野はそこまで熱心な勉強家になれなかった。仲介役という立場に無力感を感じてからはなおさら。

しかし、自分の本心を知れたという意味では大事な5年間だったのかもしれません。ちょっとあまりにも長過ぎましたが。今月末で仕事を辞め、半年間のワーホリに行くということは、キャリアについて改めて見つめ直す良いきっかけになると感じています。
自分が何に楽しみを感じて、何に喜びを見出すのか、自分に真正面に向かう時期にできたらと思います。

ー*ー

余談。
今回モノを中心に例をだしましたが、別にモノにこだわっているわけじゃありません。モノ・コト両方を見ていきたいと思っています。
ちょっと今日は自分ワールド全開な文章になってしまったかもしれません。なかなか他の人に理解されない表現を使うことがあるようなので、読みにくかったらごめんなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?