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日本で受けられるようなサービスが受けられなくたっていいじゃない

こんにちは!オーストラリアワーキングホリデーに出発するまであと23日。
日本もオーストラリアも急にコロナが流行りだして、渡航に影響がないか心配です。本当であれば6月末で退職の予定だったところを7月にずらしたわけですが、これが吉とでるか凶と出るか…。

今日はサービスについて考えてみようと思います。
ざっくりしたテーマですが、日本で高水準のサービスを受け続けてきたことによって、海外に滞在したときにどんな心境の変化が起きるのかという点が気になっています。

先日、仕事でクライアントにこっぴどく怒られました。理由はメールの返信が遅いこと。今回クレームを受ける立場にあったのは、私と、一緒に勤務している海外メンバーです。
怒られている間、たくさんの指摘をいただきました。あれもこれも問題なんじゃないかと、どんどんエスカレートする小言を聞いているうちに、ちょっと高いサービスを求めすぎなんじゃないかなと感じてしまいました。
私の業務の場合、クライアントとの繋がりは長期的に続くものがほとんどで、クライアント側も相手が基本的に海外メンバーで構成されていることはよく分かっているはずです。クライアントとはいえ一緒に仕事をしているので、日本の感覚ばかりを押し付けるのは違うのではと思いました。この例だけでなく、「そこまでする必要ある?それを文化も国民性も違う海外メンバーに求める?」と思うことが多々あります。

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日本のサービスは本当に素晴らしいです。フィリピンから帰国する時、飛行機のチェックインで"Passport!", "Ticket!", "Luggage!"と、単語しか言われなかったのに対し、日本の入国審査で「パスポートを見せていただけますか?」と文章で言われ衝撃を受けました。フィリピンには10日しかいなかったし、それまでもずっと日本に住んでいますが、急に丁寧な言葉を使われてそわそわしてしまう自分がいました。笑

他にも、電車は時間通りに来る、店員さんの対応は丁寧、困ったときに問い合わせを上げたらすぐ対応をしてくれる、日本のサービスの高さは挙げ始めればキリがありません。しかし、それによりいつの間にか期待値が上がってしまい、海外に行ったときに思ってもいないところでがっかりしてしまうのではないか、という不安があります。

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変にがっかりするとその国に対する印象につながります。一度、この国はサービスが悪いから住むのは大変そうだな、と思ってしまうと自分で将来住む場所の可能性を狭めてしまいます。将来住む場所については、日本以外の選択肢も持っていたいので、自分から可能性を狭めることはしたくありません。

たとえ日本のようなサービスがなくても、それはその国の普通。自分が思ったほどのスピード感や品質で対応してくれなくても、よっぽどひどくなければ受け入れるだけの心をもつこと。そんな余裕を持って生活ができたらいいなと思います。

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