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読ませたら負け|伝わるスライド講座vol.1


私は、スライド作成が得意です。

スライド作成は「いや、そんなの誰でもできる…」って思われがちの業務ですね。
実際、私も昔はそう思っていて、「人よりできる」とはいえ、「誰でもできる」仕事をやるのは嫌だなと思ってました。(実はそれがコンプレックスだったりもしました。笑)

でも、誰でも作れるとはいえ、世の中には「伝えるためだけ」のスライドが溢れているように感じます。

私が得意なのは「伝わる」スライドを作ること。

一方的に説明するだけスライドには形だけの意味しかなくて、
スライド資料が伝える力を持って初めて、「+α」の効果を発揮できます。

相手に伝わったから、契約したり、応援してくれたり、相手が何か「行動(Action)」を起こしてくれるんです。

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私が普段利用しているのはPowerPointです。
多くの人が使っていて、誰でも使えます。
しかし誰もがそれで価値を生み出せるわけではない。

私は、「伝わる」を生み出せるから「誰でもできる業務」であるスライド作成でもフリーでお仕事をいただくことができます。

今回はこんな私が[伝わるスライド講座vol.1]として、
スライド作成に必要な考え方をご紹介します。

※あくまで今回は「スライドの作り方」ではなく、「考え方」の部分のご紹介になります。
※完全に持論ですので、その辺りは大目に見てくださいね!


| スライドは「読ませたら負け」

「スライド作る時に大事にしてることってなに?」
と聞かれたとき、決まって私が答えていることです。

言葉が悪いですが、センスのない方の資料を見ると、文字量が多すぎて「え、教科書なの?」ってなる時があります。

私はそういうスライドは作りません。

基本的には、1ページ3秒で概要がわかるように作っています。

つまり、スライドを「図or表」「見て理解できるテキスト」のみで作り、
「頭に入りやすい順番」で構成しています。

こうすることで、読み手(ターゲット)がストレスなく自然に理解することができ、提案のスタート地点が「説明」ではなく「プレゼン」になります。

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このようなスライドを作る上で大切な考え方を、私は「図脳」と呼んでいます。(造語です…)

| 「図脳」は既に使っている

図脳とは、「文字としてではなく、ビジュアルで思い描く考え方」のことです。

私は普段、物事の多くを数式や文字で理解するのではなく、ビジュアルで理解しています。

マトリックスでまとめたり、時系列にまとめたり、関係図を作ってみたり…
そういうことを無意識にできるのが「図脳」です。

図脳を使うとこんなメリットがあります。

① ミーティングで脱線しにくい 
 図を描いていると、今どの立場・どの話題を話しているのかが明確になるので、脱線しても軌道修正しやすく質の高い話し合いになります。
② 頭の中がスッキリする
 全てを文字で理解できる人間は少ないと思います。理解に至った時、それをリアルタイムで手元に起こすことで、頭の中が整理されていき、新しいアイデアや視点が生まれやすくなります。
③ 記憶に残る
 文字で覚えたものよりも、目で見て覚えたものの方が強く印象に残りますよね。それを同じで、全てのものを「ビジュアル」で捉えることができるので、後から思い出しやすくなります。


皆さんも何か意見を述べたり説明したりするとき、ジェスチャーで何かを表現しますよね。「図脳」はそれに近くて、常に使える考え方だと思っています。

是非、普段の生活でも使ってみてください。

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| まとめ・次回予告

今回は初回でしたので具体的なコツというよりは、前提として必要な考え方のお話をさせていただきました!

次回は実際にスライドを作る際に「図脳」をどのように使うのか?のお話になります。
自分でも次回いつ上がるのかわかりませんが、頑張りますね(笑)

もし「コロナの自粛期間でパワポ極めたい!」という方がいれば、個別のオンライン講座もできますので是非お声掛けください(^^)
※初回無料です!笑

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