【アイドルはそこら辺のビジネスマンよりプロフェッショナル】日々の掃き溜め No.72
3日前、この動画をきっかけに鈴木愛理にハマった。
『Break It Down』という曲だ。キュートな人がめちゃくちゃカッコいいダンスを踊っている。歌もめっちゃうまい。
よくよくみると、作詞作曲はOfficial髭男dism。『Lady』のころから知っている好きなバンドが手掛けているとなれば、それはカッコイイわけだ。でも、これを完璧に表現しきっている鈴木愛理に一気に引き込まれた。
自分は一つのことにハマると、短期間で一気にハマる。しかも、何かモノとかにハマることは少なく、どちらかというと人にハマる。濱口秀司さんや西野亮廣さん、最近だと猪子寿之さんなど。
ハマる入口は色々なんだけど、今回は曲をきっかけにハマった。実は、鈴木愛理のことは、だいぶ前に、多分ソロデビューしたての時だと思うけど、たまたま「スッキリ!」に出演していたところを見たことがある。確かその時は、「鈴木愛理を覚えてください」というCMを流しまくっていた時で、なんか見たことあるなぁと、歌うまいなぁ、くらいの印象だった。
個人的にアイドルにハマったこともなく、当然、彼女がハロプロ所属だったことも知らなかったので、「アイドルが憧れるアイドル」と言われていたことも知らず、その時は入れ込むこともなかった。
しかし、Twitterで流れてきた『Break It Down』のダンスMVを見た瞬間、「やばい、めちゃくちゃカッコいい」と思い、そこからヘビロテ。今日までたぶん50回くらい観ている。
で、これきっかけで、鈴木愛理ってどういう人なんだろう、というのが気になり出し、過去をさかのぼっていくうちに、
「マジでそこら辺の社会人の遥か上をいくスーパープロフェッショナルやん・・・!!」
と衝撃を受けた。過去をさかのぼるうちに、当然、℃-ute時代の「SHOCK事件」や、同期のBerryz工房に先を越された話、また、超多忙の中でも学業を両立させた学生時代など、とにかくすごい。
8歳から15年間、1度もアイドルの仕事を休むことなく「プロ」として活動してきたことに、本当に尊敬の念を抱かずにはいられない。僕が今日の晩御飯しか考えずに生活していたころから、「人に評価される世界」でずっと戦っていたと考えると、もうスゴいの一言しかない。彼女の人生の「ストーリー」を知れば知るほど、どんどんハマっていった。
人が世に出されたアプリや商品を認知するプロセスは、「デザイン」→「機能」→「ストーリー」である、と濱口さんはおっしゃられた。(濱口さんについては、僕が過去の記事でたびたび触れているので、ご存じない方は見ていただけると幸いだ。下記とか。)
世の中で最近ヒットしている商品やサービス、また大ブレークした人物は、この3要素が何らかの形で表現(マーケティング)され、人々に認知され、結果、大ヒットをしていると思う。
今回、僕が鈴木愛理にハマったプロセスも見事にこれに当てはまる。
「キュートな人。しかもめちゃくちゃカッコいいダンス踊っている。音楽もいい」(デザイン=最初の見た目や非言語の印象)
「聴いていると歌もめちゃくちゃ上手い。ダンスもやっぱりうまい」(機能=スキル)
「同じ業界の人からもめちゃくちゃ尊敬されてるし、努力むっちゃしてるし、しかも絶望的な状況もあったけど見事に乗り越えている」(ストーリー=アイドル人生や生き様)
おそらく、鈴木愛理を初めて見た人は、「デザイン」と「機能」の部分では一気に惹かれると思う。しかし、おそらくアイドル時代の鈴木愛理を知らない人は、「ストーリー」の部分を良く認知していないのではないか。僕自身、アイドル時代までさかのぼって初めて知ったことが多い。
ソロデビュー以降、新R25で記事になっていたりするが、まだまだ世の中の人には伝わっていない気がする。
特に、彼女が持っているストーリーは、今の若いビジネスパーソンに凄く刺さると思う。実際、僕自身、一番反応したのが彼女のアイドル人生の部分で、決して平坦ではない道のりを15年間(15年間って半端じゃない)ずっと走り続けてきたことを知り、尊敬の念を抱いた。
ソロデビュー時の打ち出し方は、元アイドルということをなるべく消した方向の打ち出し方だったと思うが、今後はもっとその部分を出していくと良いのでは、と素人ながらに思った。
個人的には、意識高い系のビジネスマンには特に刺さると思うし、新しい客層として狙えるのではないかと思う。
気づくとまとまりのない長文になってしまった。アーティストとしてのポテンシャルはめちゃくちゃ高いので、もっと世の中に知られてほしいと思う。
ひとまずこれを聞いてほしい。
あと、今は℃-uteにもハマってます(遅い)。卒業ライブのDVD欲しいわ。初めてハマったアイドル。
とにかく伝えたかったことは、鈴木愛理スゴい。
=====================
本日も読んでいただきありがとうございます。
おやすみなさい。
西川恭平
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?