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本棚:『ここだけのお金の使いかた』

女性作家の集まり「アミの会」によるアンソロジー。アミの会の作品は、メンバー以外の作家がゲストとして参加することもあります。お金に関する小説といえば 原田ひ香さんの『三千円の使いかた』が人気ですが、本作でのゲストが原田ひ香さんでした。
原田ひ香さんの話はFIREでして、ここ最近、FIREの本を読んでいるので、ちょっとニヤニヤしながら読んでしまいました。なかなか身近にはいないと思っていましたが、おそらく公言はしないだろうから、実は目指している人、近くにもいるのかもしれないなぁ。
「廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?」と「わらしべ長者のつくりかた」が、はじめのうちは 大丈夫かなぁ(先行き怪しいなぁ)と思っていたのですが、最後はあたたかい光が見えてきてよかったです。

さて、自分のお金の使いかたについて振り返ってみると…、子どもの頃から物欲は少ない方だと思っていましたが、中学の頃にSLAM DUNKが好きで、ちょこちょこカードダスを買ってたなぁ。そして、未使用のノートが今でも残っており、どうしたものかと悩み中。下敷き(使用済み)は実家から持ってきて、今、アパートで使ってます。たしかシャーペンも捨ててなかったよなぁ。

「あぁ、このお金の使いかたは失敗だった!」と激しく後悔したときは、どうしようもなく落ち込みそうになるので、「勉強代!」と思うようにしています。勉強代、これまで一体いくら払ったんだろうな。まぁ、知らない方が幸せでしょうが。


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