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本棚:『お金さま、いらっしゃい!』

ここ最近、立て続けに読んでいたカルト村シリーズのコミックエッセイ。本書は著者の3冊目の作品で、お金が存在しない村で育った著者が一般社会に出てからのお金との付き合いについて書かれています。
お金を使わずに育ったならば、はじめて働いて手にするお金の価値は妥当なのか、感覚がないだろうなぁ~と思いましたが、自分自身も子どもの頃や入社したばかりの頃とでお金に対する感覚は違ってきているわけで。
入社したばかりの頃は、たいして仕事していないのに、こんなにお給料もらっていいの?って思いましたが、今ではそんな風には思っていないですし。でも、今も昔も変わらないのは自販機に対する感覚。昔は節約のために自販機で買うことは滅多になかったですが、今は買えないことはないけれど買おうと思わないです。もったいないという感覚は今でもあるのですが、ゴミをできるだけ出さずに暮らしたいと思っており、使い捨てが嫌いなので、マイボトルを持ち歩いています。なので、お弁当も自分で作って持って行っています。毎日コーヒーショップのコーヒーやペットボトルを飲んでいる人は、それに価値を見出して飲んでいるのか、それとも惰性で飲んでいるのか、どっちなんだろう?
お金で不自由な思いはしたくないけれど、お金には振り回されたくない、お金のために嫌な仕事を我慢したくないという思いがあって、できるだけお金に頼らずに(=自分でできることは自分でやるように)暮らしていけたらなと思っています。


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