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本棚:『夜行バスで出かけましょう』
岡山在住のイラストレーター小川かりんさんのコミックエッセイ『夜行バスで出かけましょう』『もっと夜行バスで出かけましょう』の2冊を連続読み。夜行バスいいじゃん!と興味がわきました。
夜行バスに乗ったのは学生の頃に一度だけ。夜に出発して、朝6時台に東京に着いたのはいいけれど、どうやって予定の時間まで過ごそう…と悩んだように思います。多分どこかで朝食を食べて、お金がないからフラフラしてたのかな…。飛行機の深夜便もそうですが、普段だったら家でのんびりしていたり、もうそろそろ寝ようかな…なんて時間に出かける非日常さはドキドキしますね。
夜行バスではなく昼間の便ですが、帰省するのに高速バスで帰れないこともないけれど、いつも電車。それは電車の方が時間が読めるというのと、高速バスよりは高いけれど、その分、安全を買っているんだと思って。でも、本書を読んで、乗務員さんがバスに乗る前のアルコールチェックはもちろんのこと、脈波から眠気の予兆を検知するウェアラブルセンサーを装着していたり、サービスエリアでは車体のチェックをしたりと色々な安全対策がなされているんだなと思いました。
また、私の一度きりの夜行バス体験では、朝早く到着した後の時間の潰し方に困りましたが、待合室でゆったり過ごせるようなサービスを提供しているバス会社もあるそうですし、そもそも座席も3列シートや2列シートと色々あるようですし、今度、遠出する機会があったら利用してみたいなと思いました。
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