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本棚:『アンと幸福』

久々の「和菓子のアン」シリーズ。本シリーズによって、和菓子に少し興味を持ち、一時期、月に一度は和菓子の日と決めて、和菓子屋さんで季節のお菓子を買っていました。また、和菓子が出てくる他の本もいくつか読んで、その中の1つが「言葉の園のお菓子番」シリーズ。こちらでは連句というものを知りましたが、本書でも連句のことが出てきて、違う本だけど繋がった!と嬉しくなりました。
それからもう後半は、和歌山に行きたくなりますね、これは。アドベンチャーワールドに行ったら、私のツボもパンダよりペンギンのはず。水族館で見かけるペンギンはあまり動かないですけど、なぜか見飽きないです。

主人公のアンちゃんが働いているのはデパ地下にある和菓子屋さん「みつ屋」。子どもの頃から接客業は無理だろうと思っていた私には、アンちゃんのような思いやりのある接客は難しいだろうなと思うけれど、ちょっと働いてみたい気はします。デパートの裏側って見たことないですし。思いがけない質問をされたり、イベントで怒涛の忙しさを味わったり、大変だとは思うけれど、お客さんが目に見えるっていうのはいいなと思います。

最近は和菓子どころかお菓子を買わなくなりましたが、たまには和菓子屋さんをのぞいてみようかな。お菓子で季節を楽しむって素敵だなぁ。


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