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本棚:『コンビニ兄弟2 テンダネス門司港こがね村店』

九州だけで展開するコンビニチェーン「テンダネス」の門司港こがね村店。本人はいたって勤勉なのにフェロモンを泉の如く垂れ流している店長とそこに集う客たち。イートインスペースでは今日も優しさが溢れています。

シリーズ2作目です。前回、この子は今後大丈夫かしら?と思っていた人物も登場。本書に限らず、小学生~高校生が主人公の話では、いじめの話はそこそこ多いかなと思うので、ソワソワしてしまいます。
幸い、いじめのターゲットにされたことはなく、また、クラス全員で無視するみたいな場面にも遭遇することなく、これまで生きてこれましたが、話を聞くだけでも、胸がぎゅっとなります。高校に入学したばかりの頃、担任が「いじめは絶対に許さない。いじめられる方にも責任はあるけれど、いじめが発覚した場合、いじめた側には学校をやめてもらう」と言ったのを思い出します。小学校、中学校では、そうもいかないでしょうが、対応がバシッと決まっているといいんだろうなぁとか、学校の限られたコミュニティってのが閉鎖的でよくないのかなぁとか思ったり。

さて、シリーズ2作目ですが、続きのある終わり方ですね。次はいつかな?と検索してみれば、yom yomで連載しているんですね!なんと素敵な!


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