見出し画像

本棚:『食べものが足りない!』

ゴミの多さは無駄(資源の無駄遣い)の多さだと思っており、その中でも食べ物は命を頂くことですから、特に食品ロスはどうにかならないものかと、もどかしく思います。食品ロス問題の専門家として有名な井出留美さんの本は時々読んでいて、また、Yahoo! ニュースの記事も定期的にチェックしています。
食品ロスは地球温暖化にも影響があるため、二酸化炭素排出量などの話もあります。家庭での二酸化炭素排出量が一番多いのは電気だそうで、使う電気にも関心を持とうと書かれています。また、Zero Wasteの話もありました。
「食べものが足りない!」というタイトルにあるように、今後、世界の人口が増えるにつれて食糧問題はますます深刻になると思いますが、現在においては世界の穀物生産量は世界の人口に対して十分な量があるそうです。また、世界の食料の3分の1がそのまま捨てられているそうです。しかし、世界の10人に1人が飢餓に苦しんでいるそうです。将来、食料が足りなくなる!食料を奪い合う世の中になるかもしれない!と危機感だけを煽られるよりは、流通やライフスタイルなどの仕組みを変えていくことが大事なんじゃないかなと思いました。個人でできることは小さいかもしれませんが、食べられる量しか買わない、食べ残しはしない、野菜くずは乾燥(天日干し)させてから捨てる等、これからも続けていこうと思います。理想は冷蔵庫ナシ生活ですが、冷蔵庫がなければ(必然的に食べきれる量しか買わないから)食品ロスも出ないだろうなぁ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?