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マスク国通信〜自分の人生を取り戻すことの責任〜

トルコからの帰国後
写真の整理をしておりますと、
ふとここ数年
確かにわたくしは生きておりましたのに
何だか自分の人生を生きていなかったような?
そのような気持ちに囚われました

とくに
コロナ禍に突入してからなのでしょう
「とくに出掛けることもなくなった」
という理由で
髪も好みの色に染めなくなりました

髪が好みの色でなくなったわたくしは
鏡を見る楽しみも擦り切れ
副賞としてメイクの楽しみもすっかり忘れておりました

確かにラクではありました
2週間に一度のヘアカラーも必要ない
派手過ぎて職場で注意されることもございません

でもだからって
何だと言うのでしょう

毎回めちゃくちゃな事をして
ビックリされたり怒られたりしていた
わたくしの日々をわたくしは取り戻したい

すぐさま着替えをして
ヘアカラーを購入しに出掛けました

帰宅後、早速 使用してみるも
以前のように思った色にはなりません

あれは毎回染め続けてこその
熟練されてこそのお色だったのでしょうか

ドライヤーで乾かしてから
何だか妙に眠くなって
ベッドに横になります

そのベッドから手の届く範囲に落ちていた
家庭用シミ取りレーザーを用いて
寝転がったまま、顔にレーザーを照射して参ります

「痛ぇ…」

シミに当てると
チリチリと肌が焦げる匂いがします

使用したのは初めてでした

こんな風に買っただけの美容グッズがいくつも転がっております
ついでにわたくしもベッドに転がったままにございます

小さな手鏡を持つ掌が汗ばむ程 怖いのですが
もっと怖いのは
いつの間にかこんなに増殖した顔のシミ

それを何年も見て見ぬふりし続けていた訳です

いつかシミが消えて
明日にはもう一度ヘアカラーをやり直して
自分を取り戻せたら良いな

それが叶ったなら

バンコクに行って

友達に会いに行こう

誰に奪われたワケでもございませんが
やはり好きなことをして
生きていきたいのです

好きなことをする自分のお世話を

責任もってしていきたいです

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